<ドラマアカデミー賞>助演女優賞は2期連続で夏帆 バカリズム脚本作は「いつも楽しくて“ご褒美仕事”」

2023/05/25 18:00 配信

ドラマ

第115回ドラマアカデミー賞で助演女優賞を受賞した夏帆撮影=阿部岳人

2023年1~3月放送ドラマを対象に開催した第115回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。助演女優賞は、「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)の夏帆が受賞した。安藤サクラ演じる近藤麻美の小学校からの仲良しの友人“なっち”こと門倉夏希を演じた。夏帆は前クール「silent」(2022年フジテレビ系)でも助演女優賞を受賞しており、2期連続の快挙となった。(以下、ネタバレを含みます)

演技の幅を見せ視聴者から支持された

そんな夏帆は受賞の感想を「安藤サクラさん、木南晴夏さん、水川あさみさんと、役柄のままに仲良くさせていただきながら作り上げた作品だったので、『ブラッシュアップライフ一同』で受賞したのだと思います」と語った。

演じた“なっち”は、「ちょっと空気が読めなくて抜けているところが愛嬌。そんな個性も回を重ねるにつれ出せるようになりました」。「silent」からの演技のギャップに驚く視聴者も多かった。

バカリズム脚本の魅力は「物語の面白さと会話劇のバランス」

バカリズム脚本ドラマでは、「架空OL日記」(2017年日本テレビ系)にも出演していた夏帆。「『架空OL日記』もそうでしたが、バカリズムさん脚本のドラマはいつも楽しいので、私にとっては“ご褒美仕事”みたいなものです」と言い、「台本のセリフはそのまま普通に言っただけでも面白いし、自然に見える。それでいて、友達3人組が元々は4人組だったというような驚きの展開もあり、物語の面白さと会話劇のバランスが素晴らしいと思います」とその魅力を語っていた。