――周りからの反響はいかがですか?
日向:めちゃくちゃありますね。リアルタイムで見てくれている友達も多くて、都度感想を送ってくれるんです。視聴者の皆さんの声っていうのはすごく届きますし、僕もたくさん見させていただいているんですけど、身近な人からいただく感想っていうのは、自分を知っている人だからこそ興味深くて。
自分が考えてお芝居したものが、視聴者の友達に伝わっていたりするとうれしいなと思いますし、直接届く感想は僕の毎週の楽しみの1つになっていますね。
片岡:家族や知り合いの方が見てくださっているのですが、改めていろんな側面を持っている作品だなと思っています。
見てくださっている方からお話を聞くと皆さんにエネルギーを届けられているんだなと実感することが多くあって、すごくうれしいなと思っています。
――「ペンディングトレイン」の現場を経て成長したと感じる部分はありますか?
日向:僕が以前「Get Ready!」(TBS系)で白瀬というキャラクターを演じた時は、第1話から10話の成長を意識して演じたのですが、 その中でたくさん反省することもあったんです。
今回のお話を聞いた時、大人に対する不信感がある点は(前クールで演じた白瀬に)似ているなと思ったので、“ペンディング”された世界で大人たちと関わる中で、和真が成長していく姿を、全10話を通して演じていければいいなと思っています。今作では「Get Ready!」での反省点が活かされているような気がします。
片岡:今回の現場でいろんなキャストの方が、分からないことや、ちょっと疑問に思ったことを監督に相談しに行かれている様子をたくさん拝見していて。
自分の中だけで解決してしまうのではなく、周りの方とどうコミュニケーションをとって、キャラクターを確立させていくかというのがいかに大切かということを、とても勉強させていただいていますし、台本にないことを1人の人間の人生として、リアルに考えられるかどうかというのがとても重要になるなと思います。
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