――撮影の中で刺激を受けたことや、共演者の方にいただいたアドバイスで印象的なものはありますか?
日向:第1話で和真と小春が出ていく時に大人に対してズバっと言うシーンがあるのですが、そのシーンの撮影時に山田さんがいろいろとアドバイスをしてくださいました。
ドライの段階で、僕は淡々と静かに刺していくイメージがあったのですが、山田さんから「和真が冷静でクールなところっていうのは前半で描けてると思うから、ズバっと感情的になっちゃっていいんじゃないかな」と言ってもらった時に、「たしかに普段冷静な人が感情的になったらより響くだろうな」と感じたんです。
その後も意見を聞くたびに「いいと思うよ」とか「もうちょっとこうしてみた方が面白いんじゃない」とアドバイスしてくださって。 それを軸に僕なりに表現したいことを足してできたのがあのシーンだったので、とても印象に残っています。
片岡:実際に私がいただいた言葉ではないのですが、自分がメインで映るシーンの撮影前に小春の気持ちをすごく考えていたのですが、ちょっと難しい部分もあってどう見せようか1人で悩んでいたんです。
その時に、休憩で近くに座っていた山田さんが「本物になればいいんだよ」とさりげなく言っているのが聞こえて“これだ!”と思って。その瞬間余計な考えが全部なくなって、直感でやってみようと思い、そのまま撮影に挑みました。
――最後に第7話の見どころと読者へのメッセージをお願いします。
日向:第6話で6号車の方たちとぶつかって、ちょっとした騒ぎが起きまして。そこで対立をして、でも、誤解があったことに気づいたのを機に、5号車の関係性というか“チーム感”がより一層強くなったなと感じています。
第7話では小春と和真がペンディングされる前の姿も描かれるので、二人の関係性を見ていただきつつ、1つの分岐点になる回だなと感じているので、ぜひ見ていただければと思います。
片岡:日向さんもおっしゃったように、第7話はこれから私たちがどうなるかっていうところの1つの大きなターニングポイントになると思います。
今後乗客たちがどうなるのかっていう部分には、もちろん注目していただきたいですし、小春と和真の関係性がだんだん変わってくる回でもあるので、ものすごく注目していただきたいです!
日向:“ものすごく”です、よろしくお願いします!
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