福山雅治“皆実”と大泉洋“心太朗”が関係する41年前の事件にいよいよ迫る展開へ<ラストマン>

2023/06/05 10:58 配信

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バディとして信頼関係を育む皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)(C)TBS

福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第7話が6月4日に放送された。1話完結の事件が描かれるなかで視聴者が注目する皆実(福山)の両親が亡くなった41年前の事件。心太朗(大泉洋)とバディを組む皆実の真意が気になる展開を見せた。(以下、ネタバレを含みます)

アメリカ大使館からスパイの疑いも…40歳差婚妻の事件


同ドラマは、全盲の人たらしFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉)がバディを組み、難事件に挑む。1話完結の完全オリジナルストーリーとなる。

心太朗の甥で正義感が強い捜査一課の警部・護道泉を永瀬廉(King & Prince)、心太朗が室長を務める人材交流企画室の技術支援捜査官・吾妻ゆうきを今田美桜、捜査一課で検挙数トップのチームを率い、心太朗とは犬猿の仲である佐久良円花を吉田羊、心太朗の兄で泉の父親である護道京吾を上川隆也、心太朗と京吾の父で由緒正しい警察官僚の家系を守ってきた護道清二を寺尾聰が演じる。

第7話で描かれた事件は、白骨化した遺体で見つかった資産家老人と40歳差の結婚をした葛西亜里沙(岡本多緒)が絡むもの。真実の愛か“後妻業”か、さらにはアメリカ大使館からスパイの可能性を疑われているという人物でもあった。

皆実の元妻が登場、そして明らかになった過去


そんななか、予告で視聴者が注目していた皆実の元妻の登場。それが、これまで皆実の協力者として名前が挙がっていた在日アメリカ大使館の参事官・デボラであることが判明し、演じるのが木村多江というサプライズも視聴者を沸かせた。

そして離婚理由がラスベガス旅行のときに皆実が“一目惚れ”した女性と浮気したことだとも。しかし、終盤でそれがのちに逮捕されたスパイによるハニートラップだったと明かされた。

FBI特別捜査官として「古典的手法にやられるとは、お恥ずかしい限り」と言った皆実に、「あなたが気づかなかったとは思えない」と返したデボラ。皆実の能力を知るからこその疑問だ。

皆実が言い訳しなかったのは、どんな理由があるにしてもデボラを傷つけてしまったことに違いはないからということだが、その経験も経てさらに磨いてきたであろう、人を見る力は今回の事件解決へとつながった。

その“人を見る力”について、ラストで気になる展開を見せることに。