7月1日に待望の日本公開を迎えた「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の大ヒットスタートを記念し、公開直後の7月4日に大ヒット記念イベントが行われた。
本作でキャプテン・ジャック・スパロウの新たな相棒、ヘンリー・ターナー役の吹替を担当し、本作のプロモーションではジョニー・デップ本人に2度も会った中川大志が海賊をイメージした装飾を施したチェックのジャケット姿でステージに登場すると、TOHOシネマズ六本木ヒルズに集まった観客からは黄色い歓声が。
今回の大ヒットを受け、中川は「公開前にもプロモーションでジャパンプレミアやワールドプレミアなど各地を回りましたがファンの方のエネルギーを感じられましたし、『美女と野獣』を超えているというのは本当に衝撃ですし、すごいことだと思います! (「パイレーツ―」は)本当に大好きな作品で、こういう形で関わることができると思っていなかったので、本当にうれしいです」とコメントした。
さらに、つい先日両親と4D上映を見に行ったという中川は「両親に『いい声だね』と言ってもらえました。少し恥ずかしかったのですが、うれしかったです! 4Dは本当にアトラクションに乗っているようで、声を出しながら楽しみました。絶対見るべきです!」とほっこりするエピソードを披露した。
そして、キャプテン・ジャック・スパロウに憧れているSTU48のキャプテン・岡田奈々と、サッカー・日本代表のキャプテンを務めた本田圭佑選手の物まねでおなじみのじゅんいちダビットソンが海賊の衣装を身にまとい登場。
それぞれ“キャプテン”として「私もSTU48のキャプテンということで、とても縁を感じていますし、キャプテン・ジャック・スパロウに憧れています! 実はSTU48ではAKBグループで初めて船上劇場で公演を行うので、ジャックのようなキャプテンになれるよう頑張ります! 映画もハラハラどきどきが止まらなく、“パイレーツ”が初めての人でも思いっきり楽しむことができます!」(岡田)
「この映画で本田圭佑役をやらせていただきましたじゅんいちダビットソンです(笑)。本田選手が先日キャプテンマークを巻いたというキャプテンつながりで参りました! ジャック・スパロウはキャプテンですが、ヘラヘラしながらいろいろな壁を越えていくのが格好いいですよね。この映画はスピード感、アクションはもちろん、謎めいた感覚もあり映画を超えたエンターテインメントです!」(じゅんいち)と、ブラックパール号の船長であるジャック・スパロウの魅力を存分に語った。
3人がジャック・スパロウへの思いをたっぷり語ったところで、「待て待て待て! 俺のこと呼んだか!? そう! 俺がキャプテン・ジャック・スパロウだ!!」と、ジャック本人の声が轟く。
そこでステージに登場したのは、ジョニー・デップの吹替を担当していることで広く知られ、今回もジャック・スパロウ役の日本語吹替版を務めている声優・平田広明だった。
観客の大歓声の中、「アフレコ収録でお会いできなかったので、こうして生でジャックの声を聞かせていただいて本当に鳥肌が立ちました!」と中川は大興奮でコメントした。
ヘンリーの吹替を担当した中川について、平田は「ジョニー・デップに2回も会ったんでしょ? 僕のこと何か言ってた? 言ってたでしょ?(笑) 吹替が初めてであの出来は、素晴らしい! 30年近く声優をやっている僕の立場も考えてほしいくらい(笑)。いい海賊になるよ」と平田もジャックの声を交えながら中川を大絶賛した。
劇中では、天文学者のヒロインが登場するなど「星」が重要なキーワードになるが、日本でも7月7日(金)の七夕が近いということで、ステージ上には笹の葉が用意され、ゲストがそれぞれ七夕の願い事を披露した。
最後に中川は「最初から最後まで息つく暇もないくらい大興奮のエンターテインメント作品になっています。大迫力の映像と音楽が“パイレーツ”の冒険に連れて行ってくれるような映画を超えたアトラクションのような作品で、夏にぴったりの映画です。ぜひ楽しんでいただきたいです!」と、アピールした。
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