6月24日(土)に東京・大田区総合体育館で行われ、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて独占生中継される「LIFETIME BOXING FIGHTS 15」で、ジョシュア・フランコ選手とのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチに挑む井岡一翔選手が、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて練習風景と、その“異常”ともいえるこだわりに迫った独占映像を公開した。
「LIFETIME BOXING FIGHTS 15」では、日本人史上初の世界4階級制覇した、日本ボクシング界のトップファイターの井岡選手と、2022年大晦日に行われた「WBA・WBO世界スーパーフライ級王座統一戦」で井岡選手と対戦した、WBA同級正規王者のフランコ選手が注目の再戦を行う。技巧派で手がたい試合運びとテクニックが持ち味の井岡選手が、2022年末の一戦を経て、今回、どのような試合をくり広げるのか、今から多くの注目を集めている。
「必ずチャンピオンに返り咲きます」と宣言した井岡選手は、日々の練習時間の大半を圧倒的な量の基礎練習に費やしていると明かし、「人って考えれば考えるだけ、動きが遅くなるんですよ。無のほうが早い。だから僕の理想は、練習で頭が機能しなくなるくらいまで(基礎を)自分の体に植えつけて、試合の時は、ほかのことに向きあわないといけないので。相手だったり、会場だったり、試合へのプレッシャーとか、そっちと戦いたいので。動きは、自分が相手と向きあった状況判断力に埋めこみたい」と基礎練習への強いこだわりを語る。
その井岡選手の基礎練習に対する徹底ぶりについて、東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗選手も「パンチのフォームだったり、自分が攻撃する時のディフェンスだったり、本当に基礎的なところを極限までみがいていて。あれは達人の域です」と絶賛する。
また、井岡選手は自ら「自分でもめんどくさい部分があるんですけど…車の降り方ひとつでも納得のいく降り方がある」と明かし、「細かく言ったら右足からいくのか、左足からいくのか、着地の感覚とか。ダン!って降りたくない。こういう降り方いやだなと思って、そういう降り方になってしまったら、ここでストレッチする時の半分くらい意識をそっちに持ってかれてしまう。自分の思っている通りに進めたいタイプ」とそのこだわりの理由を明かした。
加えて、練習に入る前のストレッチへのこだわりなど、異常なまでのこだわりとその理由、そして強さの秘密を、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて楽しむことができる。
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