――演じる人物の印象をお聞かせください。
この時代の女性は、男性にふり回されていますね。仲は、何が起こっているのか、よく分からないまま、あれよあれよと大政所に。しかし勘の良い人で、何かしらの不安を予知しているようです。何もかも受け入れるしかない人…。この時代の人、女性は皆そうかも知れないですが、全てを享受して生きていく人を演じられたらと思います。
――過去の大河ドラマ出演で印象に残っていることはありますか?
「毛利元就」(1997年)で初大河の時、緊張でガチガチになっていたら、緒形拳さんに「どうせおまえがやるんだから、所作にとらわれずに大岩のようにやれ」と言われました。
――古沢良太さんの作品の印象はいかがですか。
せりふになんとも言えない温かさがあるように感じます。
――ここまでの「どうする家康」をご覧になった感想をお聞かせください。
毎週拝見しています。戦続きの大変な時代だなと。今のこの世界事情とだぶり、つくづく戦のない世界はないのかと思いつつ、こんな大変な時代を生きたのに家康はよく長生きしたもんだな、と思っています。
――ご共演が楽しみな方はいらっしゃいますか?
私は旭という人物がとても好きで…エピソードとしても大好きで、個人的には清水ミチコさんの旭が強烈でしたが、山田さんがどんな旭をなさるか楽しみです。
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