アニメ「【推しの子】」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほか※ABEMAで地上波同時配信、ディズニープラス・DMM TVほかで見放題配信)の第九話「B小町」が6月14日に放送・配信された。いよいよアクア(CV:大塚剛央)の勧誘を受けてMEMちょ(CV:大久保瑠美)が新生「B小町」に正式加入。それを受けてSNS上では、今後の彼女たちの活動に期待を寄せるコメントがあふれた。また「B小町」の3人がステージに立つ「ファーストステージ編」のビジュアルも公開された。(以下、ネタバレがあります)
同作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2020年から連載されている赤坂アカと横槍メンゴによる人気漫画が原作。非業の死を遂げた主人公の青年が前世の記憶を持ったまま、“推し”ていたアイドルの子どもに生まれ変わるも、数年後に熱狂的なファンに母親であるアイドルを殺されてしまい、犯人に情報提供したと思われる父親に復讐(ふくしゅう)するために奔走する姿を描く。芸能界の華やかな部分とシビアな部分を描いており、斬新な設定や先の読めない展開で連載開始直後から話題を集めている。
第九話では、苺プロにやってきたMEMちょが実は25歳であることを告白。アクアが7つもサバを読んでいたMEMちょのメンタルの強さに驚いていると、MEMちょが事情を語り始める。母子家庭で弟が2人いるMEMちょは元々アイドルを目指してさまざまなアイドルオーディションに参加していたが、高校3年の時に母親が過労で倒れたことがきっかけで、家計を助けるために一時夢を追うことを休止する。
その後、母親も復調し再び夢を追える状況になった時には23歳になっていたMEMちょは、行き場の失った情熱で動画配信を開始。当時は高校休学中だったため、「現役JK(笑)」というノリで始めた配信は見る間に人気となり、実年齢を言い出せぬまま人気配信者となって2年が経過していたという。
独白後、「25がアイドルなんて」と諦めかけているMEMちょに、ルビー(CV:伊駒ゆりえ)が駆け寄り「アイドルをやるのに年齢なんて関係ない」と背中を押して、新生「B小町」に迎え入れる。
ルビー、有馬かな(CV:潘めぐみ)にMEMちょが加わった新生「B小町」は、正式に活動をスタート。グループの配信チャンネルは登録者が1万人を超え、順調に動き出す。一方で、かつての「B小町」の楽曲でパフォーマンスできるよう、自主練を重ねていく。そんな折、コネを使ってアイドルの祭典「ジャパン・アイドル・フェス(通称:JIF)」に参加できることになる。
SNSでは「どうなるんだろう」「やっと動き始めた」「新生B小町の今後が楽しみ」と3人のアイドル活動に期待を募らせる視聴者のコメントがあふれた。そんな中、「MEMちょが25歳だったなんて!」「25歳とは思えないほど若々しい」「MEMちょ25歳?」といったMEMちょの秘密に関する投稿も多く寄せられ、今回も「#推しの子」や「#有馬かな」などがTwitterのトレンドに入っていた。
◆文=ザテレビジョンアニメ部
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