森本慎太郎「人として成長できた期間でした」富田望生&坂井真紀と共に笑顔でクランクアップ<だが、情熱はある>

2023/06/24 07:00 配信

ドラマ

「だが、情熱はある」最終話あらすじ


2021年5月、オードリー・若林(高橋海人)と南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎)のユニット「たりないふたり」は、12年にわたる活動の集大成となる解散ライブの日を迎える。

コロナウイルスの影響の下、無観客でのネット配信にもかかわらずチケットは54000枚が売れ、2人を引き合わせたプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)も「東京ドームで漫才やるようなもんだよ」と感慨ひとしお。

運命の配信まであと数分。若林の実家では母・知枝(池津祥子)と姉・麻衣(箭内夢菜)が食事を我慢してパソコンの前に張り付き、片や山里の実家では配信前に食事を済ませようとする父・勤(三宅弘城)、母・瞳美(ヒコロヒー)、兄・周平(森本晋太郎)が慌てて箸を動かす。

その頃、ヒップホップユニット「クリー・ピーナッツ」のDJ杉内(加賀翔)とL田雲(賀屋壮也)は、ライブにサプライズ出演するため劇場入り。ほんの数年前までは全くの無名で、何をやってもうまくいかずに自信をなくしていた2人は、若林と山里の番組「たりないふたり」を繰り返し見ては「俺らは俺らのままでいいんだ…」と気持ちを鼓舞していた。

若林と山里をリスペクトし過ぎて、面識もないのに「たりないふたり」の歌を作って勝手にCDをリリースしてしまったのは、2016年のことだ。

一方、若林に誘われて芸人になった春日(戸塚純貴)はどこかのカフェで、山里に見いだされてコンビを組んだしずちゃん(富田望生)はテレビ局の楽屋で、運命の解散ライブを見届けようとしていた。

そんな、誰かの人生を確実に動かしてきた若林と山里。それぞれの控室で出番を待つ間、緊張する山里はウロウロと落ち着きなく歩き回り、若林はその足音が気になっていた。

そして、ついに無観客解散ライブがスタートし、もがき続けた男と男が互いの底の底をさらけ出す。

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」