HiHi Jets・井上瑞稀、大原優乃の芝居に「すごく助けられた」と感謝 互いに高め合っていたことを明かす<なれの果ての僕ら>

2023/06/26 20:00 配信

ドラマ 会見

「なれの果ての僕ら」記者会見より※ザテレビジョン撮影

西村拓哉「僕の1日に喋りたい文字数がせりふじゃ足りなくて」


井上は「座長っぽいことはあんまりできなかったかもしれない」と反省しつつ、「たくさんの方にいじってもらってすごく愛されてるなっていう。すごくうれしかったです」と顔をほころばせた。

そんな井上は、西村がムードメーカーだったことを明かし、「いろいろな人の壁を取ってくれたというか、いろいろな人に隔てなく接してくれたので、チームが一つになる空気を作ってくれた」と感謝。

それを受け西村は、「(演じた)黒田くんがおとなしい子だったので、僕の1日に喋りたい文字数がせりふじゃ足りなくて。だからカットがかかってから文字数稼いでました(笑)」と返し、会場の笑いを誘った。

井上瑞稀&大原優乃、互いに高め合って臨んだシーンを振り返る


「誰の芝居に衝撃を受けたか」という質問には、井上が「大原優乃」の名前を挙げる。「後半にかけて、優乃ちゃんが演じる雨宮と対峙するシーンが結構多くなってきて、大きな感情を出すシーンで、カメラが僕の方に向いてるときも優乃ちゃんがしっかりと感情を出してお芝居をしてくれるからこそ、すごく僕も感情を出せましたし、すごく助けられた」と称賛した。

すると、大原(優乃)は「泣きそう」と反応。続けて、井上の芝居について「60秒トレーラーにも入っていた叫んでるところとか、本当にすごいなって。私が支えられていました」と振り返り、互いに高め合っていたことを明かした。

西村は「それこそたくさんの生徒が死んでいく作品なんですけど、女性が死ぬシーンが結構僕的に印象に残ってるシーンが多くて、女性なので体も細いわけじゃないですか。なのに、声量とかアクションとかもすごく立派で、勉強になりました」とコメントし、学びがあった様子。

「なれの果ての僕ら」記者会見より※ザテレビジョン撮影

犬飼貴丈は、役が抜け切れていない!?


「誰に見てほしいか」という質問には、犬飼が真顔で「ちっちゃい子供ですかね」と答え、ざわめきが起きる。「人間ってこんな感じなんだよって勉強になる」と語り出すと、その非情さに役が抜け切れていないと周りから指摘され、本人も苦笑い。

一方の大原(櫻子)は、「同世代がギュッと集まっているドラマですが、あまりにもリアルで本当にうそがない感じなので、大人の方でも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と真っ当なコメントで返し、犬飼に「ごめんなさい、犬飼さんと真逆で(笑)」と謝りつつ会場を和ませた。

矢花は「そもそものストーリーの内容としても、人の善性を問うというのがずっとテーマとしてあるので、自分だったらどうするかなと、自分自身を見つめ直すきっかけになる作品なんじゃないかなと思います」と力強くアピール。

最後に井上が「すごく個性の光った作品になっていると思います。思わず目を背けてしまいたくなる瞬間もあるんですけど、それ以上に人が持っているその根底にあるものや感情が入り混じって、すごく人間味のある美しいドラマになっています」と同作の魅力を語り、「1話見ていただけたら間違いなくどハマりしていただけると思うので、皆さんぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」と挨拶し、会見は終了した。