坂口健太郎が明かす、主人公・二宮の印象「心の奥底で静かに熱い炎を燃やしている男」<CODE-願いの代償->

新ドラマ「CODE―」で主演を務める坂口健太郎撮影=富田一也

どんな願いもかなえるアプリを使って恋人の死の真相を知ろうとする刑事・二宮湊人が、さまざまな事件に巻き込まれるクライムサスペンス「CODE-願いの代償-」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信)が7月2日(日)よりスタート。そんな二宮を演じるのは坂口健太郎にインタビューを実施した。

リアリティーを感じる物語


「願いを1つかなえる…と聞くとファンタジーに聞こえるのですが、どこか裏付けのあるように感じるストーリーで。現代社会でありそうと思わずリアリティーを感じました。二宮はどちらかというと、心の奥底で静かに熱い炎を燃やしている男。回を重ねるごとに、いろんなことに巻き込まれてもがいていきます。苦しむ彼を見ていると、心がそがれていくような感覚になります」

もし坂口が「CODE」を手にしたら?


どんな願いもかなえるが、代償があるアプリ「CODE」を手にし、二宮の人生が変わっていく。

「CODEは代償があるけれど、どうしても自分の気持ちが先行してしまってみんなが使って広がっていく。その“自分が一番”になる気持ちは誰にでもあると思うんです。ただ、そこには自分の意図しないところに巻き込まれる恐ろしさや、自分のあずかり知らないところでどんどん広がっていく恐怖などもあって。二宮自身も大きな渦に巻き込まれていきます。もし自分がCODEを使えるなら、きっと使ってしまうと思う。ほら、やっぱり願い事ってあるじゃないですか(笑)。そして自分の願いがかなった分だけ身を削らなきゃいけないというのも、ある意味、公平な気もしていて。等価交換ではないですけど、それなりの代償がないと。そこで苦しむって分かっているけど使ってしまう。人間のさがみたいな部分が、この作品では描かれていると思います」

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