次にくじ箱から取り出されたのは、サービスカード。指名した3人の中から、任意の一人が毒を飲めばいいという仕組みだ。選ばれた3人は黒田大輝(Lil かんさい・西村拓哉)、坂本大聖(倉本琉平)、長谷部弘二(佐久本宝)。
すぐに押し付け合いが始まるが、時間は少なくなっていく。焦ったのか、鈴子はみきおに許可を取ったうえで大輝を廊下に連れ出した。そして大輝を壁に追い込む形で両手をつき、「お願い飲んで。ここを出たら、私のこと好きにしていいから」と大胆に誘惑する。
その後すぐに薬を飲んだ大輝。次に指名された小清水唯(阿部凜)もスムーズに薬を飲んだが、次に取り出されたのは「親友カード」だった。「我こそは小清水の親友」という人間が声を上げて薬を飲むというカードだ。
彼女の親友である鈴子は声を上げるが、一度実験に参加した人間の再参加は許されない。誰もがうつむく中、声を上げたのはネズだった。しかし当然うそを見抜いているみきおは、唯の生年月日を答えるように命令。解答権1回という制限で悩みに悩んでしまったネズは、10分のタイムリミットを超えても答えられなかった。
無情のタイムリミット。唯は苦しみ始めて間もなく、体から血を流して息絶えてしまう。善意からではあるものの、答えられないまま時間制限を迎えたネズにみきおは「あーあ、ネズのせいだ」と告げる。
改めて7人がクリアするまで実験するというみきおにクラスメンバーが震えるのだが、未来の「過去のこととか考えないで」という声掛けによって全員が一致団結。その後は犠牲者を出さずにクリアすることができた。
その晩。全員が憔悴(しょうすい)しているなかで食事を進めていると、またもやクラスメイトのなかでいさかいが。頭を冷やすためにネズは教室を出て顔を洗っていたが、そこにみきおがやってくる。「カプセルが2つ減ってる」という衝撃の事実を告げた直後、教室から悲鳴がとどろく。
駆け付けたネズが見たのは、相沢すみれ(北原ゆず)が唯と同じ症状で無惨な死を遂げる場面だった。クラスが疑心暗鬼に陥ると、ネズはいまみきおから聞いた“カプセルが2つ盗まれた”という情報を明らかにする。急いで全員に身体検査を進めようとするクラスメイトに、未来が「そんなことしなくていい。私…持ってるから」と衝撃の事実を告げる。うつろなまなざしからは何を考えているのか読み取ることはできない。彼女がカプセルを持っていた理由は、次週7月11日(火)放送の第3話で明らかになるはずだ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)