7月20日(木)にテレビ朝日系でスタートするドラマ「黒革の手帖」(毎週木曜夜9:00‐9:54)の制作発表記者会見が行われ、主演の武井咲をはじめ、豪華出演者たちが登場した。
同ドラマは、松本清張の同名小説を原作に、約13年振りに連続ドラマ化。清張史上最強の悪女との呼び声も高い元子を、史上最年少で武井が演じることも話題を呼んでいる。
銀座のママらしく、白の着物で登場した武井はその美しさに男性陣も釘付けに。そんな武井は「毎日戦いの日々なんですけれども、元子でいられる貴重な時間を贅沢に過ごさせていただいています。絶対におもしろい作品ができていると思いますので、みなさんご期待下さい」と力強くあいさつ。
また、撮影に入る前には実際に銀座のクラブに行ったそうで、「所作や佇まい、ママがお店を持つときの心情、お店にいるときの覚悟など、本物の銀座のママからお話をたくさん伺いました。実は、クラブという場所には生まれて一度も行ったことがなく、それこそ『米倉涼子さんの“黒革の手帖”のような世界なんじゃないか』と思っていたので、すごくドキドキして行ったんです」と打ち明けた。
そして、「実際はすごく品があって、艷やかな世界でした。そこで生きている女性たちはとても色っぽくて、自分にないものをたくさん持っていて…! 本当にすごい世界だなぁと思いました。あと、銀座には明るいうちにしか行ったことがなかったのですが、夜になるとまったく違う街になるんですよね! そういったところも勉強になりました」と学んだことがたくさんあった様子。
さらに、同ドラマの主題歌「聖域」を担当する福山雅治からもビデオメッセージが寄せられ、「女性言葉を使った歌詞で、若さ・美しさ、すべてを使って“こうありたい”と戦い続ける女性を描きました。武井さんがこういう女性だったらいいな、という妄想も込めて…」と曲に込めた思いを明かし、「これだけの豪華キャストがどんなドラマを繰り広げてくれるのか楽しみです!」とコメントした。
福山からのメッセージを聞いた武井は、「福山さんの色気がだだ漏れな曲ですよね。聴いているこちらがうっとりしてしまいます」と笑顔で感想を語った。
また、会見では武井が江口洋介と伊東四朗に“特製カクテル”を振る舞う一幕も。クラブさながらの雰囲気に、真矢みきも「咲ちゃんのいるクラブだったら、私ももう一度もみあげを描いて、男装して行きたいくらい!」と願望を語り、仲里依紗も「武井さんの立ち振舞いは本当に銀座のママそのもの! そのドリンク、10万円出してもいいと思います!」と大絶賛した。
すると、武井演じる元子ママに翻弄されている・橋田を演じる高嶋政伸が「お店で僕の腕をとって引っ張るその力は、すっかり銀座の女王の風格ですよ」と太鼓判を押し、「僕ならそのドリンク50万円!(笑)」と元子ママにメロメロの様子だった。
ほか、滝藤賢一、和田正人、内藤理沙、奥田瑛二も出席した。
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