――印象に残った問題とその理由を聞かせて下さい。
滝沢:いっぱい問題が出ましたけれど、私は韓国のコールセンターのご家族のお話が面白かったです。日本から離れた、違う国のことを教えてくれたので、それがすごくよかったんじゃないかと思います。きっと、日本ではまだやってないことじゃないですか。これを聞いたコールセンターの人たちがもしかして日本でもやってくれるのかな、採用されるのかなって思いました。
カズレーザー:僕は、トイレからの脱出は見ていてすごく面白かったです。ああいう本当のリアル脱出ゲーム、作ってほしいですね。ひらめきとかじゃなくてマジの脱出(笑)。あれ面白そうだな。
――「このジャンルだったら任せて」というもの、または「これは苦手なんだよな…」というものを教えて下さい。
滝沢:不思議なんですけど、得意なやつはやりたくないというか(笑)。知らない世界だからこそ考えるのが楽しいんですよね。知ってる世界で問題を出されてしまうと、きっと考える頭が…回したいのに頭回せないっていうか、もったいない気がして。せっかくなら全部、毎回知らないんですけど、こういう知らない世界、不得意な世界ほどクイズにしてほしいと思いました。楽しいです、そのほうが。
カズレーザー:苦手なジャンルはいっぱいありますよ。食事とか、家庭科関連も全然わからないですし。
滝沢:家(いえ)系ですよね。
カズレーザー:家系? ラーメンみたいじゃない(笑)。あとは、人の顔を覚えるのが苦手なんです。名前を覚えてない人にばったり会った時の一番いいグレートアンサーが欲しいですね。「誰だっけ、この人…」みたいな時、うまい具合に自分で名前を言ってもらえる方法とかあったら。
滝沢:あー! それ、やってほしいです!
――このたび第4弾となりますが、今日の収録に向けて何かご準備はされましたか?
滝沢:告知の言葉でもあったぐらい「ボーっとしていても賢くなれる」っていうのがこの番組のキャッチコピーみたいなものだと思うんですけど、本当に、考えてきちゃったらダメなんですよ。せっかく楽しい回が待っているのに、そんなことしてしまったら自分で楽しさを半減させているようなものなので、何も考えずに来るっていうのが一番の準備なのかなって思いました。
カズレーザー:なるほど。言葉は変えてましたけど、手ぶらでいらっしゃったっていうことですね(笑)。僕はしっかり寝てきました(笑)。
――最後に視聴者の方に見どころとかメッセージを一言ずつお願いいたします。
滝沢:この番組、私も本当に大好きなんです。今回は第4回ということで、「またできるんだ!」っていううれしさがありました。私にとってクイズ番組というのは、大人数のイメージが強くて、ほかの方にどんどん先に答えられちゃたりとか、自分がいつも答えられない場所だって思っていたんですけど、ここは2人。しかもカズさんがちゃんと聞いてくれたり、一人ずつの答える時間がちゃんとあるっていうのが私にとってはすごい救いで。ちゃんとクイズに参加できるっていう唯一の番組なんです。しかも、正解が1個じゃないっていうのもすごく好きなんです。自分だけの正解だっていいじゃないですか。グレートアンサーはいいことだけれど、自分のグレートアンサーも見つけたいので。それがすごい楽しいんじゃないでしょうか。
カズレーザー:QuizKnockみたいな、あんなにクイズに強い人たちが解けない問題を、皆さんが解ける可能性があるっていうけっこう珍しい番組だと思うので、勝ってほしいですね。意外と勝てそうな展開が今回多かったので、ぜひ倒してほしいです!