――ご自身が演じる役柄についてどのように感じていますか。
福原:有栖の生き方はすごく大人だなと思っていたのですが、妊娠したり何か大きなことが起きたりしたときに18歳らしい部分も見えたりして、大人だけど子供の面も持っている女の子だなと思いました。演じながら、(有栖は)人に頼れないところがあるんだとか、強がっちゃうところがあるんだとか、いろんな面を持っている印象を持ちました。
今まで自分が演じたことのない役柄なので、現場でいろいろとお話しして模索しながら演じているのですが、有栖に近付けていっている感じがすごく楽しいです。瞳子さんの支えもあってのことなのですが、有栖が選択することがすごくかっこよくて。何かを諦めるのではなく、全部頑張ろうとする前向きな姿に、私自身すごく刺激をもらっています。
深田:40歳ってこんなにしっかりしていなきゃいけないんだと思うとともに、自分で悔い改めなきゃいけないなと感じました。瞳子が人にお節介を焼いたり、責任感のある行動ができていたりする部分はすごく尊敬します。私は自分と犬のことで精一杯なので、瞳子のような行動はできないかなと。一方で、年齢が近いということもあって私と考えることが同じところがあるので、瞳子に共感できる部分もあります。
――有栖は妹タイプ、瞳子は姉御肌タイプですが、お二人はどちらのタイプですか? お二人とも長女とのことなので、やはり姉御肌タイプなのでしょうか。
福原:全くです(笑)。甘えたいです。本当に姉御肌になれないので、いろんな人にいつもついていっています。
深田:私は年下タイプと思われがちですが、妹がいるので、姉御というか、姉です。いまだに妹がとても可愛いですし、大事に思っています。
――有栖は一人暮らしを始めた先でダンサーを目指す黒澤祐馬(鈴鹿央士)と出会いますが、福原さんは鈴鹿さんに対してどのような印象を持ちましたか。
福原:鈴鹿さんはダンスが初めてとおっしゃっていたのですが、めちゃめちゃお上手で。短期間でここまでかっこよく踊れるようになってすごいなと思いながら見ています。
――有栖の彼氏・麻生康介を演じる八木勇征さんの印象も教えてください。
福原:八木さんはすごく気さくな方です。動物の話や食べ物の話など、たわいもない話をしています。
――瞳子は仕事で訪れた故郷・金沢で美術品輸送専門ドライバーの加瀬息吹(上杉柊平)と運命的な出会いを果たしますが、恋愛面についてどのように感じていますか。
深田:同世代の友人と話していると、「ドキドキするするより穏やかな恋が良いよね」というような話になることが多いんです。なので、私と同じ年齢の瞳子にとって息吹との恋は心がバクバクしてしまうものだろうなと…。そのあたりは、40歳の夢が詰まっている内容になっていると思います。
――息吹を演じる上杉さんはどんな方ですか。
深田:すごく気さくな方で、お話ししていてとても楽しい方です。
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