7月15日(土)からスタートする、ドラマ「悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~」(毎週土曜夜6:05-6:45NHK総合)の完成試写会が行われ、主演のユースケ・サンタマリアをはじめ、平尾菜々花、門脇麦が登壇した。
同番組は、昭和10(1935)年の東京が舞台の笑って泣けるラブコメディー。10歳の女の子・悦子(平尾)が、父・碌太郎(ユースケ)の新しい花嫁探しのために奮闘する姿を描く。
碌太郎役のユースケは「僕も昨日初めて第1話を見たんですけれど感動しました。今は、5話のあたりの撮影をしているんですが、加速度的にどんどん面白くなっていきます。この作品は僕のターニングポイントとなる存在ですね。今後僕は“悦ちゃん前・悦ちゃん後”と呼ばれることになるなと感じました!」と、大胆発言で会場を沸かせた。
悦子役の平尾は、「私も出来上がった1話を、もう2回見ました。何回見ても面白い作品です」と、はにかみながらアピール。
デパートの販売員・鏡子役の門脇は「原作の世界観もありつつ、軽やかでハートフルな世界観が描かれています。碌さんや、鏡子も裕福なわけではないですが、そういう人たちが明るく前向きに生きている。そういう時代の風景が、今の世代にとって新しく新鮮に見えると思います」と、ドラマの時代背景について触れた。
また、昭和10年代という時代について、ユースケは「ドラマの冒頭でも少しだけ説明はあるんですけれど、日本が一番勢いのあった時代なんですよね。今の日本はテクノロジーなどが発展していて不便なことはないですけれど、昭和10年代の方が心が豊かだったんじゃないかと思うんです。何かみんな希望を持っている」と、真剣に語った。
一方、平尾は「すごい前向きで、いろんなことを楽しんでいた時代だということを知りました。その時代の空気を、私も楽しんでいます」と、昭和初期の女の子の演技を楽しんでいる様子で、笑顔を見せた。
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