坂口健太郎が主演するクライムサスペンス「CODE-願いの代償-」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系※Huluでも配信)。婚約者を亡くした刑事・二宮湊人(坂口)が、その死の真相と疑惑のアプリ“CODE”の秘密を追っていく。本作で謎の女性・三輪円(みわ・まどか)を演じるのが、2023年に俳優生活20年目の節目を迎える松下奈緒。俳優として、またミュージシャンとしても活躍する松下に、本作への思いや仕事への向き合い方を聞いた。(以下、3話までの一部ネタバレを含みます)
どんな願いもかなえるアプリ“CODE”。刑事・二宮は婚約者の死の真相を知るためにCODEを使用する。7月16日放送の第3話までで、CODEは“見知らぬプレイヤー同士で願い事をかなえ合うマッチングアプリ”であり、二宮以外にも複数の使用者がいることが判明。
円は二宮の婚約者の事件に関係していると思われる謎の女性で、二宮のことを監視している様子。7月23日(日)放送の第4話以降、円が抱えている事情も明らかになり大きくストーリーに食い込んでくる。
――“願い事をかなえ合うマッチングアプリ”という設定はとても刺激的です。松下さんは設定をお聞きになってどんな感想を?
「面白い!」って思いました。今の時代に本当に合っていて、携帯がないと成立しない。しかも人と会わずにコンタクトやコミュニケーションが取れて、代償を払えばなんでもかなえてくれる。そんなアプリがあったら、恐ろしいものだと分かっていても使いたくなりますよね。
現実には絶対あってほしくないけれども、設定としてはすごく面白いなと思いました。ここからどういうふうに話が進んでいくのか、どんな結末になるのか知りたいと思ったし、何をもって“めでたし”とするのか、すごく興味がありました。
――円というキャラクターはまだまだ謎めいた印象ですが、どんな人物ですか?
放送済みの段階ではまだ三輪円という人物が何者なのか分からないですよね。“CODE”というアプリに対してどういった立場なのか、善か悪か、味方なのか敵なのかも分からない。まだ、ほぼしゃべってもいないんです(笑)。
こういう役は、私自身初めてです。今まで“悪い人”とか、何を考えているのか分からない役って演じたことがないんですよ。今回は新しい役柄に出会えました。笑わない役、すごくやっていて楽しいです。
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