二宮が悠香と暮らした自宅で椎名とUSBを探しているところに、円がUSBを奪う任務を負わされたCODEプレイヤーと共に乗り込んだ。警備会社で要人のSPのスポット勤務をするほどに身体能力が高い円だが、二宮への任務を果たすことはできず逃走した。
そんな円の元に病院から息子の容態が悪化したと連絡が入り駆け付けた。そこに円を尾行していた椎名と、連絡を受けた二宮が現われ、対峙。「子どものために悠香の命を犠牲にしたのか」という二宮の言葉が悲しく響く。
だが、円の子どもも守り、「犠牲者は出さない」と言う二宮。任務を遂行できなかった円には死の制裁が待っており、二宮の元には円を指定の場所に連れて行くよう任務が届くが、二宮はそれを無視することにした。
USBにあった映像を確認すると、そこにはCODEの恐ろしい様子が映っていた。円によると、「プレイヤーが死んだ場合、CODEはその人物の関係者から強い欲望を持った人間を見つけ出す。そしてそのプレイヤーを装ってアプリを使わせるの」。
CODEはアプリだが、まるで意思を持っているかのように増殖していくのだ。かつて二宮が田波を疑うことになったCODEから届いた動画がフェイクであったことも分かった。偽の情報も流すことがあるとは、危険な任務をしなければならない代償としてはどうなのか…。
CODEアプリの不気味さが増したところで、ラストはCODEプレイヤーであることが分かっている半グレ集団代表の甲斐(青柳翔)が二宮の目の前で田波を撃つという展開に。悲劇の連鎖を一刻も早く二宮に止めてほしいと願ってやまない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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