7月15日(土)より、映像配信サービス「dTV」にて配信されるオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」。同作は、7月14日(金)公開の映画「劇場版『銀魂』」同様に、主演に小栗旬を迎え、福田雄一監督がメガホンを取ったオリジナルドラマで、真選組・土方十四郎を柳楽優弥、沖田総悟を吉沢亮が演じている。
そして、沖田の自慢の姉・ミツバを北乃きいが演じており、今回、作品に懸ける思いや役作り、撮影裏話などを聞いた。
――脚本を読んだ率直な感想は?
ト書きの部分とか、どこまでCGでどこまで本当にやるのかに興味があって、すごく面白かったです。私がいままで、銀魂みたいなコメディータッチの作品に出演したことがなかったのですごくワクワクしましたね。
――原作は未読だそうですが、読んでみたいと思いましたか?
私は、演じる時は基本的にあまり原作とかを読まない、台本だけで入るタイプなんですけど、「銀魂」はファンの方の熱もすごいですし、長年愛されてる作品なので、アニメはちょっと拝見させていただきました。ミツバのビジュアルで見たのとは印象が違いましたね。キャラクター的にはゆっくりしゃべる感じなのかなって思っていたので、自分の中のしゃべり方の速さから相当テンポを落として、劇中は相当ゆっくりしゃべってます。
――北乃さんのミツバに違和感は感じませんでしたよ。
良かったです(笑)。原作があるとファンの方の中でいろいろなイメージが出来上がっているので、どうなのかなって心配でした。自分とそんなに似ている役じゃなかったので、スイッチを切り替えながら演じましたね。
――映画撮影後にドラマを撮っていたそうですが、出来上がっているチームの中に飛び込むのは?
ミツバの話だったからかもしれないですけど、あまり疎外感とかはなかったです。でも、冒頭のレストランのシーンで、店員さんが宇宙人で最初はびっくりしました。だけど、周りの誰もびっくりしていないから、そういう点ではみんなの中では普通なんだなって。でも、私は「(特殊メークとかが)すごいな」ってずっと宇宙人をずっと見てました(笑)。違う驚きがありました。
――福田監督から注文とかはありましたか?
レストランのシーンで、せき込んで倒れるシーンがあるんですけど、『結構いっちゃっていいから』って言われて、いままでの役者人生の中でやったことのない表情をしました。カットがかかると監督と小栗さんに「結構ヤバかったよ」って真剣に言われて、引かれてました(笑)。でも、そこまで引き出してくれるのが福田さんの演出だと思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)