堺雅人“乃木”がサーバールームに侵入、誤送金を仕組んだ人物が判明<VIVANT>

2023/07/31 12:13 配信

ドラマ レビュー

日本に帰るも乃木への風当たりが強く、孤立無援の状態に


帰国した乃木は、着替えに家に帰ることも許されず、そのまま丸菱商事に連れて行かれ、監査部の河合(渡辺邦斗)や上司の宇佐美(市川猿弥)、専務の長野(小日向)らから厳しく追及されてしまう。

逆に、乃木も誤送金に関わっていると思われる5人の動向を調べ始めた。宇佐美は乃木を犯人扱いしているが、目を合わせず、避けているようにも感じられる。部下の水上(古屋呂敏)は乃木が無実だと思っていそう。財務部の太田(飯沼愛)に話を聞こうと近づくと、経理部長の原(橋本さとし)が横やりを入れてくる。専務の長野は「社のほとんどが君がやってると思ってる。私は違うがね」と乃木の味方をしてくれるのかと思いきや、ザイールの名前が出ると表情が変わり、その時のことを根掘り葉掘り聞こうとしてくる。

信頼できる同期、そして新たな人物が加わって、誤送金を仕組んだ人物を特定


野崎が連れてきたのが警視庁サイバー犯罪対策課の東条(濱田岳)。彼は凄腕のホワイトハッカーで、システム自体が改ざんされたのではないかと分析。実際、システムは改ざんされていて、送金金額に自動的に「0」が一つ加わるようになっていた。

サーバールームに保管されている履歴のコピーを盗み出せば、誰が改ざんしたのかが分かる。そこで、乃木が信頼できる人物で、サーバールームに入れる同期の山本(迫田孝也)に手を貸してもらって作戦を実行することに。

警備員の目を引き留める役割を山本が務め、その間に乃木が忍び込むという作戦。ここでも何度も危機が訪れたが、なんとか履歴をコピーして盗み出すことに成功。改ざんが行われたのは原のパソコンだったが、その日、原は地方出張に出掛けていて実行することは不可能だった。

その時間に原のパソコンを操作した人物を見つけるために監視カメラをハッキングすると、ガラスの写り込みで犯人は太田と判明した。太田は単独犯なのか、それとも社内に黒幕がいるのかは分からない。乃木の誤送金の疑いを晴らす証拠を掴んだが、まだまだ事件の全貌は見えてきていない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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