すいは、カーテンが閉め切られた部屋で、ボサボサ髪、スウェットとTシャツ姿の女性が、無表情にゲームをしている。ある日、父・丈治に連載の打ち切りが告げられる。編集担当の久美から、作画はいいが、話が絶望的につまらない、センスが古いと酷評されたが、丈治は生活のために「なんでもやります」とすがりつく。
来栖は丈治に、大ベストセラー作家の公文が原作を書き、丈治が作画を担当する、異色のコラボ作品を提案する。公文からの条件はただ一つ、すいを主人公のモデルにすることだった。そんな時、すいの元に高校時代の同窓会の案内が届く。実は、引きこもりになった原因は高校時代に引き起こしたバイク事故にあった。トラウマだらけの思い出に苦悩するすいに、公文は同窓会へ出席するよう説得する。
公式ホームページの予告動画では、閉じられた部屋でゲームをするすいの姿が映し出され、父・丈治も「最初の頃はボチボチ売れてたのにな」と悔しそうな表情で話す。すいと二人だけの静かな暮らしをする丈治は「このままで全然幸せだから、親子水入らずっていうか」と告げ、すいもほほ笑みながら「無理ゲー」とつぶやく。
また、あらすじにもあるように、出版社の編集長・久美が、丈治に「公文竜炎というラノベ作家は知っていますよね?」と尋ね、公文からの条件を伝える。そして、すいの自宅にやって来た公文は、すいに「漫画の主人公のモデルをあなたにしようと考えているんですよ」と告げる。
さらに、10年ぶりに動き出したすいに「何曜日に生まれたの?って、ひとしきり盛り上がります」と助言をする公文の姿や、10年前の高校時代に起こった交通事件のシーンが映し出される他、「ナンウマ」と尋ね、ぎこちない笑顔を見せるすいの姿も見られる。
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