門脇麦主演の映画「世界は今日から君のもの」が7月15日に公開初日を迎え、都内で行われた舞台あいさつに門脇、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOU、尾崎将也監督が登壇した。
引きこもり女子を演じた門脇は「私は引きこもっていたというわけではないですけど、一人で行動することが多かったです。家の中というよりは外に出て走ったりして。あとはDVD屋さんで“あ行”から順番に4~5作品ぐらい見ていくっていうのをやっていました。さすがにちょっとこれは効率が悪いなと思って“さ行”あたりで止まっちゃいましたけど(笑)」という高校時代のエピソードを披露。
撮影で思い出に残っていることを聞かれると「(三浦演じる矢部の)会社に乗り込んでいくシーンですね。その時に『セーラー服と機関銃』が頭の中で流れてました(笑)」と明かした。
ゲーム会社の社員役だった三浦は、「俳優じゃなかったら?」という質問に対し「花屋になりたかったです。大きい花屋ではなく、町にあるような小さな花屋で一生を終えたら幸せだろうなって。カメラに映るのは好きじゃないんですよね(笑)」と告白。すかさずマキタスポーツから「病んでるの!?」と突っ込まれていた。
映画初出演となる比留川は「(演じた)エリカはとてもアクティブで、自分のことをはっきり伝えるタイプですね。エリカのお部屋はとてもかわいくて。私の部屋はあまり女の子っぽくはないので、エリカの部屋はとてもすてきでした」と振り返った。
夫婦役を演じたYOUとプライベートでも仲が良いというマキタスポーツは「ある意味やりづらいですよ。プライベートでも飲みに行ったり。だって、“スポーツ”って呼ばれてるんですよ」と明かすも、「(仲が)深まりすぎてやりづらかったですけど、YOUさんがそこにいれば大丈夫みたいなとこはありました」とフォロー。
YOUは「(自分が演じた役は)駄目な女でしたね~。昔から子供を捨てたり、そういう役ってよく呼ばれるんですけどね。(マキタ)スポーツとは一緒に飲んでて楽しいし、夫婦役やってみたいと思ってたのでよかった」と笑いを誘った。
最後に、門脇が「尾崎監督の人柄がギュギュっと集まっている作品です。私自身、撮影前に体調を崩してしまい、撮れるか撮れないかわからなかったんですけど、今はこうして公開できたことにホッとしています」と公開の喜びを語り、イベントを締めくくった。
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