新木優子が触りたくて追っかけていたものとは?

2017/07/17 10:00 配信

ドラマ インタビュー

「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~―」に新キャストとして出演する新木優子撮影=佐藤友昭

――7月17日(月)から3rdシーズンが始まる「コ—ド・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」(フジ系)で、新人ドクターの横峯あかりを演じる新木優子。4月クールの刑事ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(フジ系)で演じた大山玲に続き、特殊な職業の役を演じることになる。

新木:大山を演じる際にはカリ・シラットという武術を撮影の半年前から稽古したり、元ハッカーということでパソコン操作の所作を研究しました。指を上げ過ぎないようにキーボードを打ちながらセリフを言い、画面から人のいる方へ目線をずらす練習などを繰り返しました。

――リアリティーを生み出すために努力を惜しまないタイプであることが伝わってくる。また「CRISIS」では先輩俳優の芝居を見て、長ゼリフの勉強もできたという。

新木:犯人の背景を伝える説明ゼリフが多かったので、大山が何を言っているのかしっかり伝わるように強弱の付け方を意識しました。いろんなことを意識し過ぎて、セリフが飛んでしまったこともあったのですが…現場では特に田中哲司さんのお芝居を見ていて、なるほどと思うことが多く、勉強になりました。すごく貴重な現場でした。

――こういった経験を積み重ね、新ドラマのオーディションでは、スタッフも舌を巻く演技を披露。ドラマの公式サイトにアップされている動画には、「神演技」というタイトルが付けられている。

新木:いやいや、恐れ多いです(笑)。集中できていたせいか、セリフを話すというよりも自分の中から自然と言葉が湧いてくる感じがしました。長ゼリフも感情が乗るとあったという間で。オーディションで演じたのはあかりと別の役でしたが、患者さんに対する誠意や医療に対する考え方など、医師としての根っこの部分はつながるものがあったので、あかり役にも生かしていけたらと思っています

――今作でも医師という専門的な職業に挑戦することになる。

新木:楽しみな反面、不安な面もあるんです。医師としての所作があるので、先輩たちの動きを見て、監修のお医者さまの話を聞いて勉強しています。自分が誰かの背後にいるシーンでもちゃんと動いていないと医師に見えないと思うので、どんなシーンでも手順などを大事に演じたいと思っています。役と共に自分自身も成長していけたらと思っています。テレビで見ていたドラマですし、医師役も挑戦してみたかったので楽しみです。ヘリも怖がらずに乗れると思います(笑)

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