「18/40」韓哲P、福原遥×安田顕の撮影シーンに感銘 キャストの撮影に懸ける熱い思いを明かす

2023/08/14 18:01 配信

ドラマ インタビュー

黒澤祐馬を演じる鈴鹿央士(右)「18/40~ふたりなら夢も恋も~」より(C)TBS


鈴鹿さんがどんな祐馬を演じるのか見てみたかった


――そんな福原さんと深田さんが演じる有栖と瞳子を取り巻く男性キャストについても伺いたいのですが、まずは鈴鹿央士さんの起用理由を教えてください。

鈴鹿さんは、以前お仕事でご一緒したことがあって、現場での立ち振る舞いも含めてジェントルで素敵な青年だと思っていました。鈴鹿さんが演じる祐馬は、少しチャラい印象もある今時の大学生という役柄なので、これまでの鈴鹿さんのイメージとは一見真逆の役だなと感じた方も多いと思います。作り手としてはだからこそ彼がどんな祐馬を演じるのか見てみたかったんです。鈴鹿さんに相談したときに、「自分の中で新しい挑戦になりそうな役です」と言ってくださってうれしかったです。

加瀬の立ち位置や役柄をしっかり捉えてアプローチしてくれている


――瞳子の恋の相手・加瀬を演じる上杉柊平さんはいかがでしょうか。

鈴鹿さんの祐馬とは対照的に、上杉さんは、ビジュアルも気配ももう加瀬そのもののイメージだなと思いお願いしました。今までご一緒したことはなかったのですが、音楽活動を通じた独自の表現力や魅力を持っている方だなと感じて、そうしたミステリアスで独特の雰囲気も加瀬に合っていると思いました。また、上杉さんは恋愛ドラマの相手役を演じるのは初めてで、深田さんとも初共演で、視聴者の方に瞳子とのラブストーリーを新鮮に楽しんでいただけるんじゃないかとも思いました。

――ヒロインとの相手役を演じるのが初めてということで、上杉さんと役について話し合ったことはありますでしょうか。

脚本の最初の方では加瀬はミステリアスな部分が多く、役作りが難しかったと思います。初めて役をどう捉えているかというお話をしたときに、上杉さんが「瞳子の気持ちをしっかり受けとめて加瀬に恋してもらうこと、それができるかどうかが自分の役割だと思っています」というようなことを話してくれて。その言葉を聞いたときに、加瀬の立ち位置や役柄をしっかり捉えてアプローチしてくれているなと思いました。加瀬というキャラクターを崩さず、瞳子さんに素直に気持ちを伝えるストレートなお芝居がとてもすてきで、魅力的に演じてくれているなと思っています。

上杉柊平“加瀬”「18/40~ふたりなら夢も恋も~」より(C)TBS


八木勇征は「すごく考えて演じてくださっている」


――有栖の子供のお父さんでもある、康介を演じる八木さんの起用理由も気になります。

これまで何度かFANTASTICSのライブを観させていただいたのですが、ライブでの八木さんがすごく輝いていると感じて、前々からいつかご一緒したいなと思っていたんです。康介は、妊娠した有栖の前から姿を消してしまうとてもひどいことをしてしまった役なのですが、八木さんが演じることで、有栖が過去に康介に惹かれた理由が、シーンをそこまで重ねなくても理解してもらえる説得力があると思いました。そして八木さんだったら、この先の康介がどうなるのか、期待を抱かせてくれる演技をしてもらえると確信してオファーさせていただきました。

――八木さんは、康介という役についてどのように捉えていらっしゃるのでしょうか。

康介を演じるのはとても難しいと思いますが、ご本人は康介を客観的に捉えてくれているように思います。現状、康介はひどいことをしただけの人物ですが、もちろん違う一面があるという設定を意識して演じてくれています。また、八木さんは「康介が有栖から離れて、再び戻ってくるまでの間にどこで何をしていて、どう思っていたかというところを皆さんに気になってもらってほしくて1話から3話の康介を演じていた」ともおっしゃっていて。すごく考えて演じてくださっているのだなと思いました。

八木勇征“康介” 「18/40~ふたりなら夢も恋も~」より(C)TBS