山崎賢人が主演を務め、シリーズ3作目となる映画「キングダム 運命の炎」が7月28日から公開中。この度、映画の公開まで一切明かされていなかったシークレットキャストが小栗旬、吉川晃司であることが解禁された。
500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信(山崎)は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・えい政(吉沢亮)と出会う。運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。そんな彼らを脅威が襲う。秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、えい政は長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎(大沢たかお)を総大将に任命する。
決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった。出撃を前に、王騎から王としての覚悟を問われたえい政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏(杏)との記憶。その壮絶な過去を知り、信は想いを新たに戦地に向かう。100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は「飛信隊」という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。
突如として秦の陣営に単身で夜襲をかけてきた巨体の男で、その身に神を宿す“武神(ぶしん)”として畏れられる、趙国の真の総大将・ほう煖を演じたのは、吉川晃司。飛信隊の前に立ちはだかる、いまだかつてない大きな壁であり、王騎とはかつて馬陽の地で戦った因縁の相手でもある最強の敵として登場。
そして、遠方の高台から合戦の様子を観察していた河了貂(かりょうてん/橋本環奈)たちのところへ飄々とした様子で姿を現した、趙国がその存在を他国に隠していた謎の男・李牧(りぼく)役に小栗旬。そして、李牧と共に現れた女剣士・カイネ役を佐久間由衣が演じていることが劇中で明らかになった。