仲村トオルが高橋文哉&志尊淳W主演ドラマ「フェルマーの料理」で伝説のシェフ役に 板垣李光人、白石聖、宮澤エマの出演も決定

2023/08/30 06:00 配信

ドラマ 速報

仲村トオル コメント


公務員はこれまでかなり演ってきましたが、料理の世界を描いた物語への出演経験はすごく少ないです。以前、「料理は最短最速で感動させるエンターテインメント。音楽より速く、映画やドラマよりはるかに速く、舌に乗せた瞬間に」という誰かの言葉を聞いて、少し悔しく、かなり納得したことを思い出しました。

38年前に「マガジン」漫画原作の実写版で役者を始めた自分との縁も感じる原作、そして脚本には最短最速の感動の理由やプロセスが強い説得力で理論的に描かれていて、とても良いと思いました。

僕の役柄の担当は[甘くないデザート]または[アルコール度数の高い食後酒]といったところのような気がしています。いずれにしても「シェフ」=「スタッフの方々や視聴者の皆さん」の期待に応えられる[素材]になれるように、逆算した下ごしらえをして臨みたいと思っています。

板垣李光人 コメント


今回こうして素敵なキャスト・スタッフ、魅力的な原作の作品に関われることを心からうれしく思います。僕が演じる乾孫六は志尊淳さん演じる朝倉海の背中を追い、高橋文哉くん演じる北田岳をライバル視しながらも切磋琢磨していきます。そんなふうに劇中と同じく、僕自身もこの作品の中で必死に喰らいついていきたいと思っています。

原作を読んで、まず料理と数学という、一見すると関わりのないような2つがこんなにも面白く溶け合うことに驚きました。今回お話をいただいてから原作を拝読したのですが、あっという間に読み終えてしまい、今は続きが気になって仕方ありません。また、ドラマではこの物語がどういうふうに描かれてゆくのだろうというところも、キャストながらとても楽しみにしています。

様々な色を持ったキャラクターたちが、それぞれの想いを抱いて1つのレストランの中で切磋琢磨する、そんな熱い姿を皆さんにお届けできるのではと思っています。彼らの青春と美しい料理、ぜひとも併せてご賞味ください。