「スター・ウォーズ」最新作にファン沸騰 待望の“マスター”登場で米トレンド1位に

2023/09/07 18:19 配信

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「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話が9月6日に配信された(C)2023 Lucasfilm Ltd.

アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)唯一のパダワンだったアソーカ・タノ(ロザリオ・ドーソン)が主人公のドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」の第4話が、9月6日に配信された。第4話ではラストシーンでアソーカの前に驚きの人物が登場。日米のスター・ウォーズファンから大きな反響を呼び、配信開始直後にはアメリカの公式X(旧Twitter)のトレンドランキングで「#Ahsoka」が1位に入った。(以下、ネタバレあり)

アソーカとサビーヌが地図を破壊するため奔走


スローン大提督(ラース・ミケルセン)の部下だったモーガン・エルズベス(ダイアナ・リー・イノサント)がスローンの潜伏場所へ向かうと読んだアソーカは、元「ゴースト」チームで新共和国の将軍になったヘラ・シンドゥーラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)や、元パダワンのサビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)と共に、彼らを追っていた。

再びマスターとパダワンの関係に戻ったアソーカとサビーヌは、旧共和国時代からジェダイの修行を行っている知的ドロイドのヒュイヤンと共に、モーガンが建造する巨大なジャンプ装置“シオンの目”に近い、惑星シートスに潜伏。アソーカの目的はモーガンがスローンのいる銀河に飛び立つ前に、地図を破壊すること。もしスローンが戻ってくれば、新共和国と帝国残党による大戦が再び起こることは間違いない。しかし、スローンがいる場所には「スター・ウォーズ 反乱者たち」で彼と共に姿を消した元「ゴースト」のエズラ・ブリッジャー(エマン・エスファンディ)もいる可能性が高いことから、エズラを思うサビーヌの心は揺れていた。

スローンの現在地を示す地図は、球体のパズルのような形をした風変わりなもので、場所を特定するためには謎を解く必要がある。アソーカはその地図を一度手に入れ、謎解きが得意なサビーヌに解読してもらったが、場所を特定する前にモーガンらに奪われていた。そのため、アソーカは惑星シートスのどこかにモーガンの地上基地があり、地図を解読しているはずだと予想し、サビーヌと2人、先を急ぐのだった。

「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話より(C)2023 Lucasfilm Ltd.

エズラへの思いがサビーヌの思わぬ行動を誘発


そんなアソーカとサビーヌの前に、シン・ハティ(イヴァンナ・ザクノ)らが立ちはだかる。元ジェダイの傭兵ベイラン・スコール(レイ・スティーブンソン)のパダワンであるシンは、なぜか敵である以上にサビーヌのことを毛嫌いしている様子。その理由は定かではないが、マンダロリアンでフォースの弱いサビーヌが、ライト・セーバーを持っていることが気に食わないのかもしれない。惑星シートスの森でも憎しみのこもった戦いっぷりでサビーヌを追い詰めていく。

サビーヌがシンと死闘を繰り広げる中、一足先に基地を突き止めたアソーカはベイランと剣を交えるが、アソーカは腕力で劣るのか、劣勢を強いられる。そこにサビーヌが現れた瞬間、アソーカは隙を突かれて岸壁から荒れ狂う海に落とされてしまった。そうして1人残されたサビーヌは、ベイランに心を読まれ、エズラを元の銀河に戻すために地図をベイランに渡して捕虜となる。結果的にスローンの現在位置を解読したモーガンらは、ようやく追いついたシンドゥーラ将軍らの目前で宇宙の彼方へとジャンプしてしまうのだった。

「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話より(C)2023 Lucasfilm Ltd.