富栄ドラム、『VIVANT』出演のきっかけは“エキストラオーディション”「まさかレギュラー出演できることになるとは」

2023/09/09 17:00 配信

ドラマ インタビュー

福澤監督の助言を機に「ドラムらしい表情がつかめた」


――モンゴルでの撮影で印象残っているエピソードはありますか?

第1話の登場シーンで運転していますが、実は事前の運転練習の時に、おなかがつかえてハンドルが回らなくなってしまったことがあって。そこから撮影までに必死にダイエットをしました(笑)。やせなかったら登場シーンが変わっていたかもしれません。

阿部さんには何度も励ましの言葉をかけていただき、堺さんにはお芝居のことを相談させていただきました。二階堂さんは、僕のせいでカットがかかっても優しくほほ笑んでくれて。経験のない自分が演じることができたのも、皆さんの優しさがあったおかげです。

――原作・演出を務める福澤監督の印象をお聞かせください。

撮影前に福澤監督から「表情というのは気持ちで作る」と教えていただいたおかげで、何とかドラムらしい表情がつかめてきました。野崎さんやチンギスさん(Barslkhagva Batbold)とのシーンでは、監督のイメージと違ったらどうしようという不安もありましたが、キャラが濃いと褒めていただき、とても自信につながりました。

また、クランクインの前、素人の僕がいきなり現場に入って戸惑わないようにと、福澤監督の配慮でスタッフさんたちと親しくなる機会を与えてくださいました。

スタッフさんたちと同じように赤坂に通い、行動を共にすることで早く溶け込めました。福澤監督は、僕にとても愛情を注いでくださり、本当に尊敬できる方です。

――「VIVANT」を楽しみにしている視聴者に一言メッセージをお願いいたします。

堺さんたちがお芝居している後ろでの僕のしぐさなど、細部まで注目してくださっている視聴者さんがいらっしゃって、本当にうれしく思います。ぜひこれからの「VIVANT」も楽しんで見ていただければと思います。

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