落ち込む気持ちが仕事中にも出てしまい、進藤とレミには何かあって悩んでいることがバレバレ。進藤とレミは八重との間に何かあったんじゃないかと思い、それぞれが八重に電話をした。
ウソ婚・ウソ妻プロジェクトのターゲットだった2人だが、今ではすっかり八重の“友人”になっているのが、そういう行動からもうかがえる。
健斗から「ランチでもどう?」という連絡があり、デパ地下で大量に買い込んだ健斗が匠の会社にやってきた。健斗は匠に「実は、まだ八重が一人だったら連れてっちゃおうかなって思ったんだよね」と明かす。そして、小説「幸福な王子」のツバメに例えて、「他人のために一生を捧げちゃいそうじゃん」と八重のことを理解している健斗らしい分析をし、匠と結婚していて良かったと話した。
ここで匠は健斗から大きなアドバイスをもらう。「ウソをついてる相手に本当のことを言わせる方法。まずは自分が本当のことを言う」。
帰宅した匠に八重が「たっくん、何かあった?心配して電話くれたよ、進藤さんとレミさん」と話すと、匠は「キャンセルされたからじゃない?すっげえ楽しみにしてたイブのグランピング」と本当の気持ちを伝えた。もちろん、八重を傷つけないように、その後に笑いながら「いいよ」と付け加えたが。
八重は「あと358回」と一緒にご飯を食べられる回数を伝えると、匠は「終わりにしたい?」とここでも本音を伝えた。
10年ぶりに偶然出会えたことを感謝する八重に、優しく後ろから抱きしめて「偶然じゃねえから。あそこで会えたのは奇跡だけど、あそこでなくても俺は八重に会いに行った。あの時、会いに行こうとしてた。終わらせたくない。ウソだよ、半年なんて。俺は八重と笑ったりイラついたりして一緒に暮らしたい。俺は八重とどっちかが死ぬまでずっと続けたい。それが結婚なら、俺は、俺は八重と結婚したい。ウソだよ、半年なんて」とついに全てを打ち明けた。
キスをしようとする匠だったが、八重は「ごめん」と涙を流し、顔を背けた。匠の本心を聞いた八重はどんな気持ちだったのだろうか。物語もいよいよ佳境。あと2話で2人の関係がどうなっていくのか注目したい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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