真木よう子、江口のりこの「親友ではないです。昔から知ってるというだけで」発言に苦笑い

2023/09/21 20:51 配信

映画 会見

舞台あいさつに登壇した真木よう子撮影:原田健

俳優の真木よう子が、9月21日に都内で開催された映画「アンダーカレント」(10月6日[金]公開)の完成披露上映会舞台あいさつに、江口のりこ今泉力哉監督と共に登壇した。

映画「アンダーカレント」あらすじ


同作品は、2005年に発行されるや「まるで1本の映画のようだ!」と国内外から熱狂的な支持を得た豊田徹也の同名漫画を映画化したもので、これまで主に青春映画やラブストーリーを手掛けてきた今泉監督が描く、見る者の心身にじっくりとしみわたるヒューマンドラマ。「アンダーカレント」とは、下層の水流、底流。表面の思想や感情と矛盾する暗流という意味。同作では、登場人物たちの人からは見えない、他人が知らない心の奥底が、物語と共に浮き上がってくる。

銭湯の女主人・かなえ(真木)は、夫・悟(永山瑛太)が突然失踪し途方に暮れる。なんとか銭湯を再開すると、堀と名乗る謎の男性(井浦新)が「働きたい」とやってきて、住み込みで働くことになり、2人の不思議な共同生活が始まる。一方、友人・菅野(江口)に紹介されたうさんくさい探偵・山崎(リリー・フランキー)と悟の行方を捜すことになったかなえは、夫の知られざる事実を次々と知ることになる…。

真木よう子が原作ファンならでは葛藤を吐露


舞台あいさつでは、原作のファンだという真木が「元々漫画が好きで、ふらっと本屋に入ってジャケ買いすることがすごく多くて。その中の1つだったのですが、(読んで)すごく大好きになって、何回か読んでいたんです。それから十数年、まさか自分に(話が)来て、びっくりしたんです」と回顧。

さらに、「漫画好きの人には分かってもらえると思うんですけど、好きな漫画の実写化って絶対してほしくないんですよ。それで、私がやった時に『真木よう子じゃ良くなかったな』って言われたくないという思いと共に、他の誰にもやらせたくないという思いもあって、ぜひチャレンジさせてくださいということでお引き受けしました」と原作ファンならではの葛藤と思いを明かした。