アニメ「呪術廻戦」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系、ABEMA・ディズニープラスほかにて配信)の第2期9話(第33話) 「渋谷事変 開門」が9月21日に放送された。五条悟(CV.中村悠一)の最強無双、夏油傑(CV.櫻井孝宏)の正体が明らかになった衝撃展開に、X(旧Twitter)では「五条先生」「メロンパン」が並んでトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)
「渋谷事変 開門」では前話に続き、渋谷地下プラットホームでの五条と呪霊の戦いが展開。漏瑚(CV.千葉繁)、花御(CV.田中敦子)、脹相(CV.浪川大輔)を相手にしながら圧倒的な強さで改造人間を駆逐する五条だったが、夏油の策にハマり、獄門疆に捕まるまでが描かれた。
学生時代にあった伏黒甚爾との初戦を除けば、どんな敵と相対しても苦戦したことはない五条。特級呪霊を相手にした今回もまた例外ではなく、一般人を盾にされながらも漏瑚たちを追い詰めていき、視聴者を沸かせた「近接フルボッコ」で会敵早々から花御を瞬殺する。このまま余裕の完勝かに見えたのだが、夏油が用意した策はなかなか狡猾だった。
虎杖悠仁と違い、五条はある程度の犠牲は前提にして自分たちを祓いにくる。それを予測していた漏瑚たちは、戦いのフロアに大量の改造人間と、さらに隔離していた大量の一般人を投入し、「無量空処」を展開できない状況を作り出す。「無量空処」を使えば一般人も巻き添えになってしまうからだ。その読み自体は正しかったのだが、漏瑚たちは現代最強と謳われる五条のポテンシャルをまだまだ読み誤っていた。五条は一般人が耐えられるだろうと勘で設定した“0.2秒の領域展開”という一か八かの賭けを敢行。その後の299秒で、その場にひしめいていたおよそ1000体の改造人間を鏖殺する。
映像にしてわずか数秒だが凄まじい描写が展開し、Xでは「まさに無双」「無量空処のシーンの疾走感とヤバさは映像じゃないと描けない…MAPPAの方化け物か?」「299秒の鏖殺があまりにもすごすぎる」「その後の五条先生の息遣いもステキ」など、魅了された視聴者が続出。また、“0.2秒の無量空処”というパワーワードも反響を呼び、「俺も0.2秒の~と言ってみたい」「全中二病が喜ぶ展開」などのコメントで賑わいを見せていた。
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