──昨年優勝されたときに、「次回も同じチームで連覇を狙いたい」とおっしゃっていましたが、今年はチーム編成が変わるそうですね。
まずチームが1つ増えて、5チームになります。座長は、僕のほか、荒牧慶彦、高野 洸までは昨年と同じですが、新たに玉城裕規くんと、唯一の女性として七海ひろきさんが務めます。演出家は今回ドラフトではなく、先日行った座長会議ですでに決まっています。僕のチームは中屋敷法仁さんです。松崎さんともう一度やりたいという気持ちもありましたが、中屋敷さんの演出もすごく楽しみです。
──中屋敷さんはどんな方ですか?
以前、朗読劇でご一緒させていただいたことがあるんですが、すごく変わった方です。ずっとピンクパンサーのぬいぐるみを持っているんですよ。「何なんだ、この人は!(笑)」って最初は驚きましたが、演劇に対してはすごく熱い気持ちを持った方です。
──そしてチームのメンバーは、9月12日(インタビューは8月下旬に実施)のドラフト会議で決まります。どなたを指名するか、もう考えていますか?
出演者全員がまだ僕も分からないので、まったく考えていません。昨年の「ズッ友」のメンバーも何人か出るみたいですが、今回は選ばないと思います。というのも、同じ人を選んではダメなような気がするからです。どんなチームになるのか、僕もワクワクしています。
※ドラフト会議の結果、チーム染谷(仮称)の出演者は、糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央、演劇テーマは「宝箱」に決定
──最後に「演劇ドラフトグランプリ2023」を楽しみにしているファンに、メッセージをお願いします。
昨年はたいへんなことも多々あったんですが、すてきなメンバーに恵まれて、みんなで優勝を勝ち取ることができてすごくうれしかったです。本当に感動もしたので、もう一度その気持ちを味わいたいというのが強くあります。なのでもちろん今年もグランプリを狙いにいきますが、そればかりを考えるのではなく、まずはいいお芝居をして、その結果がグランプリにつながればいいなと思っています。みなさんにまた感動を届けられるようにがんばります!
取材・文=河合哲治郎
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