「小百合さんのような美しい顔は偶然にしろ何兆分の一の確率でできた顔だと思います。それゆえに守りつづけていかなければ……そうです、国が保護をして、国民の宝として有形文化財にしなければ、と痛切に感じております」(「タモリと賢女・美女・烈女」)
吉永小百合を敬愛する著名人として真っ先に思い浮かべる人物といえば、やはりタモリだろう。タモリは彼女を前にしてそう絶賛した。もちろん、タモリだけではない。先日も松本人志が会ってみたかった人の筆頭に挙げ、「まつもtoなかい」(フジテレビ系)で初対面が実現した。
2007年には「文藝春秋」が「昭和の美女ベスト50」を発表した。林真理子、渡邉恒雄、池部良、山田太一、福島みずほ、立川志の輔といった幅広い著名人27名と読者にアンケートを実施し、ランキングが決定されたのだが、夏目雅子、高峰三枝子など故人が上位の多くを占める中、いまだ現役バリバリで活躍する吉永小百合が堂々の1位に輝いたのだ。
しかも、女性票は2位と100票近くもの差をつけダントツの1位(男性票では僅差だが2位)だった。つまりは女性にも絶大に支持されているということだ。誰もが認める日本を代表する俳優だ。