広瀬アリス、初共演の道枝駿佑と青春を謳歌「年下の方と一緒に一つの作品を作るのは初めて」<マイ・セカンド・アオハル>

主人公は「どこか惜しい女の子」


佐弥子は絶妙に運と間が悪い女性。そんな佐弥子のことが次第に気になっていく大学の年下の先輩・拓は、自由でフラットな性格の持ち主。

広瀬:佐弥子は、何かが一個足りなくてここぞというときに必ずミスをする、どこか惜しい女の子。でも、彼女を見ていると応援したくなるし、何かしてあげたいと思います。私もドジなところはありますが、さすがに彼女ほどではないかな。

道枝:拓は、表情だったり、立ち居振る舞いが僕とは真逆な気がします。監督からは等身大で演じてくださいと言われたけど、その方が逆に難しくて…。そんな普段とは違う姿を新鮮に見てもらえるとうれしいです。

ちなみに拓は狙ってないかっこ良さとかわいらしさがあるので、それをどう見せるかいろいろと、探りながらやっています。

広瀬:そんな拓のしぐさを見て、キュンキュンしていますし、視聴者の方もキュンキュンすると思います!

「誰かの背中を押せる作品になったらいいなと思います」


佐弥子や拓以外にも個性豊かな大学生が大学やシェアハウスで切磋琢磨(せっさたくま)しながら、青春を謳歌(おうか)する。

広瀬:撮影は楽しいです。大学生だからこそのノリがあったり、セリフのテンポがあったり。早くみんなでいい空気をつくっていきたいです。

道枝:友達の水沢林太郎がいるので、安心感がある! 心強いです。

広瀬:いいよね、同世代が集まるの。私、今まで年上の方とばかり仕事してきたので、年下の方と一緒に一つの作品を作るというのは初めてかも。撮影期間中は、みんなと一緒に青春を楽しみたい! そして何歳からでも挑戦できるというメッセージとともに、誰かの背中を押せる作品になったらいいなと思います。

道枝:いろんなキャラクターがいて、コメディーに振り切ったシーンもたくさんあるので、多くの人に笑っていただけたら。そしてキュンキュンしてもらって、皆さんの癒やしになればうれしいです。

取材・文=玉置晴子