飯沼愛、初“火ドラ”の課題は「いかに自然にその場にいられるか」　話題作への出演が刺激に＜マイ・セカンド・アオハル＞

父親役・安藤政信は「アリスさんいわく天然らしい」

――撮影現場の雰囲気はいかがですか？

楽しいです！　先日バーベキューのシーンの撮影があったのですが、終わった後もみんなで食べ物をつまんだりして（笑）。和気あいあいとしていて、穏やかな現場です。

――主演の広瀬アリスさんの印象を教えてください。

アリスさんは最初からフランクで、キャストの方はもちろん、スタッフの方とも仲良くお話されているのが印象的で、すてきな方だなと思います。

――父親役を演じる安藤政信さんの印象はいかがですか？

面白い方です。休憩時間に入った瞬間、散歩に出ていってしまったり…アリスさんいわく天然らしいです（笑）。でも、安藤さんがもっていらっしゃる雰囲気が、自分のイメージしていた日向さんとリンクして、最初からお芝居しやすくて、とてもありがたかったです。

先輩俳優たちの見せた芝居に感銘「すごく説得力がある」

――日曜劇場「VIVANT」への出演が話題になりました。撮影期間はご自身のシーンがない日も現場見学に行っていたそうですが、得たものは大きかったですか？

そうですね。私以外にもこれまで舞台をやられてきて、映像作品が初めてという方も見学にいらしていて一緒に見ていたのですが、いろんなものを学ばせていただきました。

“こうなりたい”、“これができるようになりたい”という姿がたくさんあって。キャストの皆さんはもちろん、スタッフの方々からも学ぶことしかなくて…。

見学していて思ったのは、役者の方々の佇まいや、動作一つとってもすごく説得力があるんです。“今のはせりふ？アドリブ？”と思ってしまうくらい、皆さん自然で。

だからこそ、自分ももっとお芝居を頑張らなくちゃいけないですし、まだまだ伸びしろがあるということで努力したいなと思います！

――デビューから2年が経ちましたが、最も変化したと感じることを教えてください。

心境の変化が一番大きいかもしれません。元々すごくネガティブだったのですが、少しずつ変わってきている気がします。

あとは、人見知りをしなくなりました！　友達の前では素を出してふざけられるのですが、初対面の方と話すときはつい人見知りをしてしまっていて…。ですが、人見知りをしている場合じゃないなと思い始めてから、自分でも社交的になったなと感じていて、最近は大人の方と話すのがすごく楽しいです。

先日、地元の友達が東京に遊びに来ていて一緒に遊んだのですが、そのときに店員さんに声をかけていただいたんです。前までは友達と一緒にオドオドしていたのに、今は自ら率先してコミュニケーションがとれるようになっていて（笑）。友達が「すごい！」と驚いている姿を見て“変わったのかもな”と自分の変化を感じました。