ビッグプロジェクトを任され、中学時代を過ごした鹿児島に単身赴任したハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の営業マン・舜(重岡)。初恋の人・花(新木)と再会し、互いに結婚していることを知る。舜はときめきを蘇らせる一方、地元のハウスメーカー勤務のかつてのライバル・片山(田中)とは仕事で火花を散らすことに。
そんなある日、舜はたまたま入った喫茶店で、片山に水を掛けられる花を目撃する。衝撃の出来事を前に思わずフリーズする舜だが、飛び出して行こうとした花を片山が抱きしめた瞬間、“もしや、これは不倫の修羅場…”と激しく動揺する。
しかしその直後、畳み掛けるようにこの動揺を上回る出来事が舜を襲う。なんと喫茶店の前の道をゆり子と娘の花奈(宮崎莉里沙)が歩いていた。慌てて飛び出し、二人を呼び止めた舜に、ゆり子は「来ちゃった」とほほ笑む。連絡もなしに突然夫の単身赴任先である鹿児島に現れた妻と娘にうろたえる舜だが、その瞬間、なぜか通りかかった花が舜に近づき、意味深な一言を残して消える。
翌日、家族水入らずの休日を過ごしていると、家族同士で夜ごはんを食べる約束をしていた鳥貝(前原瑞樹)、裕子(金澤美穂)夫妻と遭遇する。しかも、そこには花もいた。さらに花は、あろうことか花奈に「パパとママを二人きりにしてあげよう」と声を掛ける。はからずも二人きりの時間を過ごすことになった舜とゆり子。約束の時間が近づき、二人で鳥貝らと待ち合わせている店に向かうと、花は向かいに座る舜に大胆な行動を取り始める。
公式ホームページの予告動画では、片山と話す花が「私たち二人だけの秘密なんてもう無理」と話すも、片山が花を抱きしめ「花のこと、俺が一番よく分かってるから」と告げる。
一方、ゆり子が「来ちゃった」と、単身赴任中の舜の元に現れる。そして、花はゆり子の前で「鹿児島にママになってあげる」と語り、家族で話す舜やゆり子らの元にやって来ると、ゆり子に向かって「私たち仲良くなれそう」と満面の笑みを見せる。
さらに、舜の部屋で髪の毛を見つけるゆり子の姿や、「とんかつ好きなんだ」と舜の耳元でつぶやく花の姿が見られる他、舜と花が食事をする姿を遠くから見る片山の姿が映し出されている。
※川崎いづみの「崎」は正しくは「タツサキ」
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