――「おっさんずラブ-リターンズ-」に出演が決まった時のお気持ちは?
“うれしさ100!”でしたね。また大好きなメンバーが集まってやれるんだって思うと、ワクワクしました。
――前作は、流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こしましたが、それをどう感じていましたか?
放送が始まって以降にSNSで“世界トレンド”という言葉が出てきた気がしていて。まだ、世の中的にも“トレンド1位”という言葉がそこまで浸透していなかったと思うんです。だから、正直よくわからなくて、「どうやら結構盛り上がっているっぽいですね」というようなことを、眞島秀和さん行きつけの小さな居酒屋で、みんなでしゃべっていた記憶があります。でも変わらず、一生懸命やっていこうみたいな空気があったことも覚えています。
――前作の連ドラ「おっさんずラブ」の撮影の思い出をお聞かせください。
圭くんと2人のシーンでクランクインした日のことをよく覚えています。春田が泥酔しているシーンなんですけど、圭くんが本当に台本に書かれていないことしかやらなくて(笑)! ハチャメチャだし、そのまま道路に飛び出して行っちゃうんじゃないかというくらいの勢いだったんです。鋼太郎さんとはそれまでに何度かご一緒させていただいていたんですけど、今思うとその時の圭くんに鋼太郎さんに近いヤバさというものを感じて(笑)、普段自分がやっている感じだと通用しないんだと痛感しました。
――5年経って、ご自身で変わったなと思うところはありますか?
家庭をもちまして、20代でひとりでいた頃よりは落ち着いたと思います。すごくちゃんと生活しているので、健康的だし、見た目も当時より若返ったんじゃないかと思います(笑)。
――「おっさんずラブ-リターンズ-」では、春田と牧の新婚生活のどこに注目してほしいですか?
今の段階で出来上がっている脚本を読ませていただいたんですが、描かれてることは本当にありふれた、たくさんの方に共感してもらえる日常なんです。家族やパートナーや友人関係、日々の生活の中で大変なことや小さな喜びが描かれているので、あまり力を入れずにやっていけたらいいなと思っています。圭くんとは大きな愛をぶつけ合って、鋼太郎さんとは命がけで戦いたいと思っています(笑)。
――「おっさんずラブ-リターンズ-」の台本を読まれて感じた見どころと、視聴者の方へのメッセージをお願いします。
ずっと愛してくださっている方々がいる作品だと思うので、そういう皆さんに喜んでもらえる作品になるように一生懸命頑張りたいと思っています。