西島秀俊と内野聖陽のダブル主演でドラマ化され話題となった「きのう何食べた?」の続編となる「きのう何食べた? season2」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の第4話が10月27日に放送され、賢二(内野)の後輩・田淵(坂東龍汰)がカルボナーラがきっかけで千波(朝倉あき)と別れたことを話すようすが描かれた。切なさとともに視聴者の食欲を誘い「カルボナーラ」がトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名漫画を原作に、2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面かつ倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がる、男性2人暮らしの人生の機微を描く物語。
ほろ苦くて温かな2人の日々をリアルに描き、2019年4月クールに放送された「season1」では、Twitterの世界トレンド1位、見逃し配信の再生数は全12話100万回超えを記録。
さらに、「第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」「第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で最優秀作品賞を受賞するなど、深夜ドラマ枠としては異例の記録を次々と樹立した。その後、2020年元日には正月スペシャルドラマを放送。2021年には映画化もされ、興行収入14.1億円の大ヒットとなった。
そんなファン待望のseason2は、アラフィフに突入した史朗と賢二の日常が描かれる。今までと変わらないゆっくりとした日常の中に訪れるちょっとした変化。生きていれば誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化を史朗と賢二も経験していく。
一緒に暮らし、幸せな食卓を囲み、和やかなときを過ごしている恋人同士の史朗と賢二。
賢二は後輩の田淵に「話したいことあるんで」と晩ごはんに誘われる。うちに食材がいっぱいあるからうち飲みにしたいと賢二は田淵に家に招かれ、同棲していた彼女とコレが原因で別れたと言って田淵はカルボナーラを作り始める。
田淵がつき合っていた千波は田淵が家事しない宣言してもとくに何も言わずにきっちりとこなし、栄養バランスのいいご飯も手際よく品数豊富に揃えてくれた。しかし、料理の味が食べられないほど不味くはないが、微妙に美味しくなかった。
ある日、お客との話でどうしてもカルボナーラが食べたくなった田淵は、千波に「今日は俺に作らせて」と言ってカルボナーラを作る。たっぷりのベーコンにたっぷりの粉チーズを入れ、コンソメと隠し味の砂糖を入れたカルボナーラはほどよくジャンクな味がしてとても美味しくできた。
田淵はカルボナーラのできに「うんま!」と満足し、千波も「美味しい!」「あぁ、美味い!」「ずっと自分の作ったもんばっか食べてきたからこんな美味しいの久しぶり」と言うと、田淵が「いっぱい感想言うじゃん」と言う。すると、千波はハッとして食べている手を止める。
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