俳優・モデルの飯豊まりえが、11月9日に都内で開催された「第40回ベストジーニスト2023」授賞式に菅田将暉、池田美優、松重豊、和田明日香、富樫勇樹選手、市川染五郎、莉子、叶(かなえ/VTuber)と共と登壇。子どもの頃からの念願だったという「ベストジーニスト」についての思いやジーンズとの思い出などを明かした。
白のTシャツにジーンズを合わせたカジュアルなコーディネートで登壇した飯豊。念願のベストジーニスト受賞に「このような賞を頂き、大変うれしく思っております。子どもの頃からジーンズが本当に大好きで、デニムは自分の相棒のような存在です」と胸いっぱいの様子で喜びをあらわにした。
普段から自身のInstagramにジーンズ姿の写真を頻繁にアップするなど、「デニム好き」を公言している飯豊は「実は12年ほど前に、ベストジーニストの新人賞部門にエントリーしたことがありまして。残念ながらその時は受賞できなかったのですが、ずっと憧れていたこの賞に選出していただいた意味をかみ締めております。子どもの頃の私にこのトロフィーを渡したいと思います!」と、“まりえってぃ”らしい満面の笑みで過去のエピソードを紹介した。
またトークショーでは、会場の記者たちの前で華麗なターンを披露し、ファッションモデルならではの一面も見せた飯豊。
受賞理由の一つとして「ジーンズとTシャツを自分のものとして着こなし、自然体でありながらも確立したスタイル」が評価されるなど、気取らない姿が男女ともに人気の理由。「1年のうちの9割が今日のような格好をしているんじゃないかなって思うぐらい、自分にとっては定番な格好です(笑)」と、変わらず自然体な姿ではにかんでいた。
今回の衣装は全て自前の洋服だと明かし「このデニムは1980年〜90年代のMADE IN USAのもので、元々(おしりの)左側が切れていてリペアされていたんですよ。そうしたらつい最近、右側も切れてしまって(笑)。今回の授賞式にはいて行きたくて、直してもらってからはいてきました」と話した上で、「普段デニムをはく時はあまりヒールを履かず、フラットなものを選ぶので、(いつも通り)そのままで参りました!」と照れながら、ファッションポイントを話す。
さらに「ジーンズの経年変化は人によっては劣化と捉える方もいらっしゃると思いますが、(私自身は)年を重ねて変化していくことを自分が愛しているジーンズの経年変化のように楽しんでいけたらいいなと思っています」とポジティブに語った。
ベストジーニストは、「ジーンズの良さを多くの人に知ってもらう」をテーマに最もふさわしい有名人・著名人を選出するアワード。「一般選出部門」「協議会選出部門」「次世代部門」の3つの部門があり、毎年1回選出・表彰される。
2023年度の「一般選出部門」には菅田と池田が2年連続で選出され、「協議会選出部門」に松重、飯豊、和田、「次世代部門」に染五郎、莉子、叶がそれぞれ選出。さらに2023年度は、バスケットボール男子日本代表の富樫選手が「協議会選出部門 グローバル特別賞」として選出され、バスケットボール選手としては初めての受賞となった。
◆取材・文=suzuki