“パラサイト不倫”ドラマで一途過ぎるヒロイン役・齊藤京子の怪演が話題 TVerで追いつける、1~3話をプレイバック<泥濘の食卓>

2023/11/10 18:30 配信

ドラマ

「泥濘の食卓」が今なら1~3話がTVerで無料配信中(C)テレビ朝日

日向坂46齊藤京子演じる主人公の深愛が不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する、かつてないパラサイト不倫を描くストーリー「泥濘の食卓」。11月11日(土)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「泥濘の食卓」を振り返ってみよう。

第1話あらすじ


「泥濘の食卓」第1話より(C)テレビ朝日

田舎町のスーパーで働く深愛は、毒親である母・美幸(筒井真理子)に抑圧されながら育ったため自己肯定感が低く、自分には何の取り柄もないから、せめて人には優しくしたいという思いで、日々、一生懸命働いていた。そんな深愛にはスーパーで働くことに楽しみがあった。スーパーの店長・那須川(吉沢悠)と不倫関係にあったのだ。

ある日、仕事の後にいつものようにラブホテルで一緒に過ごしていると、那須川から突然、ピアスをプレゼントされる。ピアスを開けていない深愛だったが、うれしさのあまり帰宅後、自分でこっそりピアスを開ける。後日、そのことを知った那須川は戸惑っているようだったが、その直後、那須川から食事に誘われる。深愛は、初めて那須川と外でデートできることを喜ぶが…そこで突然、那須川から別れを告げられてしまう。理由は、妻・ふみこ(戸田菜穂)が病気を患ってしまったからで、深愛のせいではないというが、ショックを受ける深愛の耳にはそんな那須川の言葉は入らない。

それ以来、スーパーで那須川は深愛を避けるようにシフトをずらし、深愛が電話をしても留守電で話すこともできない。「私の何がダメだったんだろう」…ずっと考え続けていた深愛は、ある答えにたどり着く。「私は、やっぱり…店長と幸せになりたい」。やがて、その真っすぐで純粋な深愛の思いが、一つの家庭を泥濘へと引きずり込む。

初回からバイト先の店長との禁断の恋、「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」という思いから暴走し始める様子が描かれ、声のトーンを変え、一途過ぎるヒロイン“深愛”を怪演した齊藤に注目が集まっていた。

第2話あらすじ


「泥濘の食卓」第2話より(C)テレビ朝日

自分が頑張って那須川を苦しめているものを取り払ってあげたら、幸せになれるはず。その思いで動き始めた深愛は、まずは那須川の状況を知るために日々、那須川のマンションへ通い、物陰からそっと見守り始める。その先には、那須川と自分の幸せな結婚生活まで待っていると思い込み、二人の間に生まれる子どもの名前まで考えるなど、叶わぬ妄想に思いを馳せては幸せを感じていた。

一方で、別れを告げられて以降、那須川にはスーパーでのシフトをずらされ直接会うことができていなかった。そこで、深愛はバイトの休みの日に買い物へ来たふりをしてスーパーを訪ねることに。深愛の姿を見た那須川は最初こそ慌てた様子を見せるが、その後、深愛を誘って車を走らせる。そこで那須川は深愛に別れを告げたことを謝り、病を患った妻・ふみこのことで大変だからという理由で、嫌いになったわけじゃないと今の気持ちを伝える。

さらに、「やっぱり深愛ちゃんがいないと、ダメだ…」と言葉を重ね、深愛は那須川が自分と同じ思いを抱いているのだと確信する。このことをきっかけに、那須川への思いがさらに高まった深愛は、ふみこの病気が良くなれば自分たちの関係が元に戻ると考え、ある行動に出る。

2話でも狂気を感じさせる齊藤の演技が光り、ピュア過ぎるゆえに「自分が頑張って彼を苦しめているものを取り払ってあげれば幸せになれるはず」と考えた深愛が那須川のために行動を開始した様子が描かれていた。

「泥濘の食卓」第2話より(C)テレビ朝日

第3話あらすじ


「泥濘の食卓」第3話より(C)テレビ朝日

那須川の妻・ふみこの病を良くするためにどうすればいいか考えた深愛は、自分の連絡先と共に「こころの悩み相談」と書いた自作のチラシを作って、毎日、那須川の家のポストに投函することに。ふみこの悩みを聞くことで、自分が解決してあげられるかもしれないと思ったからだ。

ところがその矢先、スーパーのアルバイト中に同僚が、那須川が病のふみこを支えて仲むつまじい様子だったといううわさ話を聞いた深愛は、分かってはいてもショックを受ける。ぼんやり考えながら歩いていると、気づけば深愛はふみこが通っているクリニックの前に立っていた。そんな深愛に追い打ちをかけるように、偶然クリニックから出てくる那須川とふみこの姿を目撃してしまい、二人の絆の深さに自分が入る余地がないことを思い知らされる。打ちのめされた深愛はそれ以来どんどんやつれていき、那須川の顔を見るのも辛くなって、スーパーを辞めることに。

それから1週間経った頃、会って話がしたいと那須川に呼び出された深愛は、話もせずに辞めたのはよくないと思い会うことに。すると那須川から思いもかけずある言葉を伝えられ、深愛の心はみるみる晴れていく。「やっぱり助けなきゃ、私が」。そう改めて決意した深愛は、クリニックに通うふみこのもとへ向かう。

一方、つきまとうちふゆ(原菜乃華)を拒絶し、好きな人がいることも伝えたハルキ(櫻井海音)だったが、ちふゆの行動は留まるどころかエスカレートし始める。ちふゆから狂ったように電話やメッセージの連絡攻撃が鳴り止まず、追い詰められるハルキは、深愛に会いたい思いを募らせていく。そんな中、ある晩ハルキが街をさまよっていると、偶然、深愛の姿を見かける。ようやく会えた喜びを感じたのもつかの間、衝撃の光景が待ち受ける。

第3話では、那須川と奥さんの仲睦まじい様子を知って距離を置こうと決めたが、那須川の甘い言葉で純愛モンスターとして覚醒してしまった深愛。那須川家に深く入り込み始め、次回は物語の大きな転機になる展開が予想されている。

「泥濘の食卓」第3話より(C)テレビ朝日

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