日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第4話が11月11日に放送された。アルバイト先の店長・那須川(吉沢悠)と不倫関係にある深愛(齊藤)。那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)の病が良くなれば、那須川は妻の心配をする必要がなく、自分のところに来てくれると信じる深愛(齊藤)は、ふみこに接触。そして、思惑通りにふみことの距離を詰めて、那須川家の人たちと食卓を囲むまでに進展した。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、同ドラマは2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた漫画家・伊奈子による「泥濘の食卓」を実写化。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する、かつてない“パラサイト不倫”を描く。
齊藤が演じる捻木深愛(ねじきみあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らしをしている25歳の女性。抑圧の強い母親・美幸(筒井真理子)の下、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い。そんな中、初めて自分のことを肯定し、優しくしてくれた店長・那須川夏生(吉沢悠)を好きになり、不倫関係に。
ほか、那須川の妻・ふみこを戸田菜穂が、那須川の一人息子で進学校に通う高校生・ハルキを櫻井海音が、ハルキの幼なじみでハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華が演じている。
深愛が那須川家の人たちと一緒に食卓を囲んでいる。那須川夏生、妻のふみこ、息子のハルキ、それぞれが違う形で深愛に接していて、それぞれの関係性を知っていたり、知らなかったり。ある意味、緊迫感のある地獄絵図のような状況と言える。第4話は、一気に物語が進展した回となった。
店長の那須川から別れを切り出された深愛は、その理由が那須川の妻・ふみこの病にあると考えた。ふみこが心身ともに弱っていて、那須川はふみこに付き添うために自分と会う時間が無くなった、と。
ふみこの病と悩みを解決することが、那須川と結婚して子供を授かるという夢に近づくと思い、深愛は存在しない悩み相談の団体を名乗ってふみこに接触。その作戦が功を奏し、ふみこからメールが届いた。
メールのやり取りが続く中、ある日、ふみこから電話がかかってきた。トイレが詰まってしまったが、部屋が汚れているので業者を呼べなくて困っているという連絡だった。深愛は自分が直しますと伝え、ついに那須川の家の中へ入ることに成功した。
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