ロボット技術開発プロジェクトに携わる研究者・川上勇人(沖田裕樹)が、何者かに首を絞められ殺された。第一発見者は被害者と旧知の仲で、事件当日に待ち合わせをしていた区役所の職員・吉原浩作(尾美としのり)。
川上から急に合流時間を2時間遅らせたいと言われ、職場近くで時間をつぶしていたところ、助けを求める電話を受けて駆け付けたのだという。
しかも吉原は、離れた場所から遺体を見て笑っている男を目撃していた。男の顔はハッキリ見えず、何者かも不明…。捜査を担当した天樹ら「第11方面本部準備室」の面々は、この“遺体を見て笑う男”が誰なのかを突き止めようとする。
そんな中、川上の携帯電話から生前にトラブルがあったことをにおわせる不穏なメールが見つかる。
差出人は川上と同じプロジェクトのリーダー・入川裕二(新井康弘)。「第11方面本部」は入川に疑いの目を向けるが、彼にはアリバイがあり…。
一方、天樹は川上の顎に“小さな刺し傷”が残っていたこと、さらに所持品から身分証が持ち去られていたことに引っ掛かる。
ひょっとしたら、これは快楽殺人犯による犯行なのではないか。そうにらんだ天樹は、過去に類似した事件がないかを調査。
緻密な捜査で被疑者を絞り込んでいくが、そんな天樹の命を狙おうと魔の手が忍び寄り…!
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