内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)による「『ママもまんなか』子育て支援プロジェクト」公式Youtube番組の公開収録イベントが11月26日に千葉・柏で行われ、特別ゲストのカジサック、公式アンバサダーの関根勤・麻里親子らが出演した他、秋山竜次(ロバート)が動画出演し、子育てへのメッセージを込めた新作コントをお披露目した。
子育てママパパを応援する公式YouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」は、配信スタートから1カ月あまりの10月11日配信の回が、43万視聴回数に達するなど人気番組。今回の公開収録イベントは、会場に子ども連れの観覧客が多数訪れ、子どもたちが会場内を走り回る和やかな雰囲気の中で収録は進行した。
5児の子育てパパでもあるカジサックが登場すると、関根勤は「芸能界で5人の父と言えば薬丸(裕英)さん」と言い、カジサックが「レッド(吉田)さんもですね」と応じるなど、さっそく子だくさんなパパ芸能人の話題に。「6人目は?」と振られたカジサックは、「奥さんとリアルに話し合っています。薬丸さんに負けてられませんから」と笑いを誘った。
カジサックは「家族の中で決めているルール」の話題で、「子どもがもめた時は怒るだけで終わらせない」と語る。「ただただ怒るじゃなくて、僕とけんかした子ども2人で正座して話します。まず、どこからスタートしたかを話す。3人で納得するまで話すんです。必ずけんかの理由はあるので、話し合って悪い方が謝る。子どもだけではなく、妻ともそうですね。引きずらない、ちゃんとそこで話し合って終わらせることを心掛けている」と明かし、「(子どもから)1、2歳の時からやっている」と言う。
さらに、「パパは怖いと思わせている。遊ぶ時は全力で笑わせているが、怒らせたらやばいぞって。なので、妻には『なるべく怒らないで』って言っている」と、夫婦で役割を分けているそう。
ほか、YouTuberとなったことで家庭内での変化もあったと告白。「芸人は仕事を家に持ち込むことはあまりなかったが、カジサックは家でやることも多い。部屋で仕事をしてしまうんです。そうすると、妻の不満が爆発してしまったことも。僕が嫁の前で正座してました」と、家にいながら子どもの相手ができずに妻に負担をかけてしまったというエピソードを披露した。
カジサックは「関根さんにも聞きたいんですが」と先輩・関根勤に意見を求めたが、「僕は麻里が生まれた時は、週に2日とか仕事がなかった。カックラキン(カックラキン大放送!!)と欽どこ(欽ちゃんのどこまでやるの!)、ラジオの生放送ぐらいしかなかったから、暇でずっと麻里と遊んでて、麻里が友達と遊びに行くような年になったら、ちょうど仕事が忙しくなってきた」と、カジサックと真逆な環境だったことを明かしていた。