2024年1月2日(火)に放送される「義母と娘のブルースFINAL〜2024年謹賀新年SP〜」(夜9:00-11:15、TBS系)の制作発表会見が12月20日に都内で行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海が和装で登壇した。同作は、キャリアウーマンの亜希子(綾瀬)が、8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ、結婚してからの10年間の日々を描いた物語で、連続ドラマ、そして2本のスペシャルドラマを経て、今回が3回目のスペシャルドラマでありファイナルとなる。
ある日、大学卒業を前にした娘・みゆき(上白石)が、就職活動をしていないことに気付いた亜希子(綾瀬)は、完全に出遅れたみゆきに短期間の猛特訓を行い、二人三脚の就職活動を開始する。そんな矢先、「結婚したい!」という衝撃の一言を放つ。みゆきの結婚宣言が、亜希子、そしてベーカリー麦田を巻き込んだ大騒動に発展する、というストーリー。
完結編となる今作にはおなじみのキャストに加え、上白石扮(ふん)するみゆきの幼なじみ・大樹(井之脇)の両親役として、松下由樹と遠山俊也も出演する。
ファイナルということで、どのような思いで収録に臨んだか尋ねられた綾瀬は「なんとなく、あと1、2回くらいはあるのかなと思っていたので、“え、ファイナル!?”という感じがあって。台本の最後に『ファイナル』って書いてあって、それまで終わると知らずに読んでいたので」と明かすと、両隣から「えっ?」という驚きの声が。
周囲がザワつく中、「とても寂しかったですし、クランクアップで全員が泣く現場で…。やっぱり思い入れがある作品なので、終わってからまた寂しさを感じています」と振り返った。
また、上白石は「いつもだと、台本の最後に“(つづく)”と書いてあったのですが、初めて“(終わり)”って書いてあって…本当に終わってしまうんだなと。台本を読むと、終わってもまだまだキャラクターたちの生活は続いていくんだろうなという愛おしさがあるなと思ったので、寂しさもあるんですけど、すごく幸せという新しい感情でした」と、ぎぼむすらしいラストであることをほのめかした。
その後、上白石が「クランクアップ、みんなすごい泣きましたよね?こんなに泣いたクランクアップは初めてでした」と告白。MCから誰が一番泣いていたかと問われると、「(井之脇)海くんですね!」と即答した。
すると井之脇は「はい、めちゃめちゃ泣きました…。強がりなので、あまり人前で泣くとかいやで。上白石さんとは10年くらいの仲ですけど、多分一度も泣いているところ見せたことがないと思うんです。今回もあいさつとか考えていたんですけど何もしゃべれなくて…『ありがとうございました』とだけ言って終わりました」と、改めて今作が大切な作品であることを、少し恥ずかしそうに明かしてくれた。