磯村勇斗「“マブい”が再びはやるとうれしい」、ドラマを通じて再発見した昭和を生きる人々の魅力<不適切にもほどがある!>

2024/01/18 07:30 配信

ドラマ インタビュー

「不適切にもほどがある!」に出演する磯村勇斗にインタビュー 撮影=加藤翔

磯村勇斗が、1月26日(金) よりスタートする阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本による金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系※初回は夜10:00-11:09)に出演する。同作で磯村はとあるアイドルを心酔するあまり、その身なり言動全てを完コピしている“ムッチ先輩”こと秋津睦実を演じる。このたびWEBザテレビジョンでは磯村にインタビューを実施。“宮藤官九郎ワールド全開”ともいえる本作の魅力や、個性的なビジュアルが印象的なムッチ先輩について、そして、平成生まれの磯村が感じた昭和を生きる人々の魅力などをたっぷりと語ってもらった。

昭和の“ダメおやじ”が令和へタイムスリップ


同作は、昭和のおじさんがコンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。脚本は宮藤が務め、妻を亡くした市郎(阿部)とその一人娘・純子(河合優実)、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディーとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

同ドラマには、突如1986年から2024年へタイムスリップし、令和では考えられない“不適切”な言動を繰り返す小川市郎役を演じる阿部の他、そんな市郎の一人娘で昭和の女子高生・純子役で河合が出演。

また、バラエティー番組のアシスタントプロデューサーとして働くシングルマザー・犬島渚役を仲里依紗が演じる他、磯村、坂元愛登吉田羊ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

宮藤脚本作品は初参加「やっと携わることができる」


――宮藤官九郎さんが脚本を手掛ける作品は今回が初とお伺いしました。

最初にお話をいただいたときに、宮藤官九郎さんの作品にやっと携わることができるんだとうれしく思いましたし、それと同時にその世界に染まりたいと思いました。

台本を読んでみると、言葉一つ一つが本当に面白いんです。(せりふの)掛け合いも、キャラクターの描き方も含め、楽しく読ませていただきました。

――ストーリー自体の印象はいかがですか?

僕自身タイムリープものが好きなので、そういった要素もある本作は、心くすぐられるような、そんな物語だなと思いました。