西島秀俊“俊平”×芦田愛菜“響”のとびきり“アパッシオナート”なヒューマンドラマが開幕「音楽は人の心を救うことができる」<さよならマエストロ>

2024/01/13 05:00 配信

ドラマ

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話より(C)TBS

第1話では――


5年前、指揮者の俊平は、音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせた。しかしそのとき、娘の響に最悪なことが起きていたことを、俊平は知る由もなかった。

5年後の2023年、秋。俊平は指揮者を辞めて一人きりでウィーンの街にいた。家族は彼の元を去っていったのだ。

そんな俊平の元に、日本にいる志帆(石田)から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいと言う。

かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。

翌朝、夏目家にやって来たのは晴見市役所観光課の古谷(玉山)。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼み込む。実は、俊平が指揮をすることを、志帆が裏で古谷に約束していたのだ。しかし、俊平は古谷の依頼を固辞する。

一方、晴見市役所に勤めている響は、晴見フィルが演奏会や練習で使用している晴見あおぞら文化ホール担当になっていて、晴見フィルのメンバーで観光課の大輝(宮沢)に俊平の話を聞かれるが、そっけない態度。

そんな中、俊平は晴見市長・白石(淵上)から、晴見フィルが置かれた厳しい状況を聞かされる。さらに、晴見フィルの練習に行ったときにあることを聞かされて…。

――という物語が描かれる。

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話より(C)TBS

廃団寸前のオーケストラを再生するため、一人のマエストロが立ち上がる


公式HPなどで公開されている予告動画では、「娘が一人で自分と向き合ってきた時間を僕は台無しにしているのかもしれません」「なんで帰って来たの…!」という俊平と響のせりふや、廃団を宣告された晴見フィル一同がどんよりと暗いムードを漂わせるシーンなどが描かれている。

また、「僕にとってはホームでしたよ」と憂いの表情を見せる古谷や、「マエストロ、来るのがちょっと遅かったね」と告げる小村の姿も。

しかし、俊平はと言えば、「まだ3カ月あるじゃないですか」「終わりが決まったオーケストラでもできることはあります」「音楽は人の心を救うことができる」と次々と前向きな言葉を発信。さらに、俊平が情熱的かつ心底楽しそうに指揮を振る姿なども映し出されている。

第1話放送を前に、SNS上では「この顔ぶれを見ただけでワクワクします」「西島さん、マエストロぴったり!」「“音楽は人の心を救うことができる”、すてきな言葉」「今期一番楽しみなドラマ」「放送が待ち遠しい!」といった声などが上がり、話題となっている。

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話は、1月14日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。