4年前、芸能界入りのきっかけをつかんだオーディションでは「目標は仮面ライダー」と語っていた。さらには「朝ドラに出たい」とも。どちらも若手俳優なら誰もが目指す狭き門を、次々と有言実行させてきた原動力は一体どこから来るのだろう。
「僕は気持ちの持ちようだと思ってるんです。『あの作品に出たいな』と思うのと『絶対出る』と断言するのとでは、一緒にヨーイドンしてもゴールまでに絶対に差が出るというか。それに僕は同世代の俳優の中でも、スタートが速い方じゃない。10代からキャリアを積んでる人たちに追い付くには、それ以上のスピードで走らなきゃいけないんです。そう考えると、余裕なんて全然ないんですよ」
目標はマーベル作品でハリウッド進出すること。アジア系俳優がマーベルヒーローになるという大きな野心も、「必ず出るんです」という思いの強さで、実現させてしまいそうだ。
「今はようやく皆さんに少しずつ認知してもらえてるかな、という段階だと思ってます。自分の発言や行動に反応してくれる方も少しずつ増えて。エゴサーチするから分かるんです(笑)」
スポーツマン由来のすがすがしさは、老若男女に好かれる器の大きさを感じさせる。そして、このところの目覚ましい躍進ぶり。彼は、“彼氏感”という手が届きそうなポジションを瞬く間に駆け抜け、国民的を超える存在になっていくのだろう。
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