デビューメンバーを決めるFinal Stageスタート 特別審査員としてStray Kids“3RACHA”登場<Nizi Project Season 2 Part 2>

2024/01/25 19:00 配信

バラエティー 音楽

デビューは目の前!Final Stageに進んだ9名(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment

JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project Season 2」。グローバル・ボーイズグループ・”NEXZ”誕生までの軌跡を考察と共に振り返る。2022年3月に名古屋予選から始まったこのプロジェクトも、ついにデビューメンバーが決まるFinal Stageに。2回の対決が行われるが、第9話ではその1st対決となる「チーム別曲ミッション」が行われた。

審査基準は「JYPの未来を担うグループとして、ふさわしいかどうか」


Final Stageはメンバーが2組に分かれて2回戦行われ、それぞれで勝敗が発表される。1st対決は、各チームの個性に合わせたオリジナル楽曲で、2nd 対決は、J.Y. Parkが彼らの為に作った共通の楽曲で対決する。同じ楽曲だとパフォーマンスの違いが明らかになるので、かなりシビアな戦いが予想される。

審査基準は、「JYPの未来を担うグループとして、ふさわしいかどうか」。実力はもちろん、キャラクターもアピールしなければならない。デビューメンバーの人数は、この時点では未定。9名全員でデビューとなる可能性も大いにあり、J.Y. Parkもそれを願っていた。「だから、自信と余裕を持ってパフォーマンスしてください」と、彼は9名を激励した。

今回の審査ではJ.Y. Parkと共に、Stray Kidsのプロデュース・ユニット“3RACHA”のバンチャン、チャンビン、ハンが特別審査員として参加し、彼らの意見も大きく反映される。

オープニングでは、オリジナル曲「Here & Now」を9名で披露(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


ハル、ユウ、ケン、エイジ、ミラクの「5Stones」チーム


1st 対決の「チーム別曲ミッション」の先攻は、ハルをリーダーとした、ユウ、ケン、エイジ、ミラクの「5Stones」チーム。彼らの課題曲は「Whatever Whenever」。“夢の為、君の為なら何でもできる”という強い想いが込められた、明るくて軽快なR&Bだ。

自分たちの為に作られたオリジナル曲を聴いた5人は、テンションアップ。全員、楽しい雰囲気のこの楽曲が気に入ったようで「早くやりたい!」とワクワクしていた。が、いざ練習になると、ジャンプが多く、休みなく続く激しい振付に、1度踊っただけでヘトヘトに。「楽しく見せなきゃいけないのに、(体力的に)キツそうに見えてしまう事が課題」と、ユウが言うように、最後まで高いテンションを維持できず、プレッシャーだけが募る毎日…。本番が刻々と迫る中で、彼らはガムシャラに練習を重ねた。

ハル、ユウ、ケン、エイジ、ミラクの「5Stones」チームは「Whatever Whenever」をパフォーマンス(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


お互いに向けたビデオレター


本番まであと7日となった夜、宿舎で5人はお互いに贈ったビデオレターを見る事に。まずは、ハルがケンへ。いつも明るいケンだが、悩みや自分の力不足へのストレスを抱えている事を知っているハルは、「本当にしんどかったりストレスが溜まった時は1人にならずに、いつでも言ってくれていいから、抱え込まないで」と伝えた。

次は、ケンからミラクへ。東京予選で出会ったミラクと、韓国合宿でも一緒に居る事が不思議だと言うケン。ミラクに「運命」を感じているんだそう。そして、ミラクはエイジに「一緒にデビューして、エイジの好きなゲームも一緒にして、今よりもっと仲良くなりたい」と伝え、エイジはユウに、彼が支えてくれる存在だった事を語り、「このまま突き進んでいってほしい」と告げた。

最後はユウ。「正直ちょっと恥ずかしいんですけど、ハルがものすごく大好きです」と突然の愛の告白。本人が隣に居る所で流されたユウは恥ずかしくて耳を塞いで大騒ぎ。「知らなかったー!」とテレるハル。ユウは続けて「実力が伸びたのもハルのおかげ」と言い、「頑張ろうぜ!ダチよ」とカメラに向かって握手するように手を差しのべた。ハルも笑顔で画面のユウへ手を伸ばした。

続いて、家族からのビデオレターが流れ、長らく離れていて会いたい家族からの温かいメッセージに涙が止まらない5人。力と元気を貰った彼らは、気持ちを新たにして本番までの練習にまい進した。

「上手くない時が一度も無かった」と、実力をJ.Y. Parkに絶賛されたハル(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


「『Nizi Project Season 2』の主人公は、間違いなくケン」


そして、ついに本番。「めっちゃ楽しもう、心から楽しもう」と円陣を組んで気合いを入れる5人。「絶対に9人でデビューしよう!ファイティーン!!」と、力強く叫んでパフォーマンスが始まった。

楽しい雰囲気が溢れ、見ているJ.Y. Parkも3RACHAも笑顔に。曲が終わると、審査員席から「オー!」と声が上がり、大きな拍手が。バンチャンは「完成度がスゴく高くない?」と感心しきりだった。

ハンは、ケンに「“ダンスの実力が足りなくてたくさん練習した”と資料に書いてあるけど、むしろダンス担当メンバーなのかと思った」と、最高の評価。チャンビンは、ミラクの表情が印象的だった、と述べ、ハンも賛同。そして、バンチャンは、全員で円陣を組んで気合いを入れていた姿に言及し、「お互いを本当に愛していて、一緒にパフォーマンスをする事が嬉しくて楽しんでいる姿が見えて、とても良かった」と伝えた。

続いて、J.Y. Parkの評価に。「まだもう1つのチームが残っていますが、『Nizi Project Season 2』の主人公は、間違いなくケンくんだと思います」と語り、「予選ではあまりにも下手で、この先やっていけるのかと心配したケンが、今日は5人の中で、ダンスも歌も一番輝いていた」と、ケンの驚異的な成長に改めて驚いていた。J.Y. Parkの言葉を聞きながら、ケンは涙が止まらず、何度も「ありがとうございます」と言って頭を下げた。

ハルについては、「上手くない時が一度も無かった」と言い、「プロデューサーとしては、ハルのようなメンバーが1人でも居てくれると、本当に心強い」と安定した彼の実力を絶賛した。

ミラクに対しては、3RACHA同様、彼の表情を評価したが、ダンスの正確さが足りない事を残念がった。また、エイジには、「表情もダンスも正確にできてはいるが、それがテストを受けているように見えてしまった」と告げ、2nd対決では「ダンスと歌は練習してきた事を信じて、歌詞の主人公になる事だけを考えてほしい」と、アドバイスした。

驚異的な成長を遂げたケン(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


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