会見の後、澪は火神の教授室に招かれる。「いいんですか? 私をこの部屋に入れて。私と教授の関係は秘密なんじゃ...」と澪。火神との間に何か秘密があるようだ。澪は萌のことを火神に相談する。悩む澪に対し、火神は「患者も君と同じ思いになれば手術を受けるんじゃないのかな?」
澪は大河に頭を下げて頼み込むことに。「高梨さんに、100%彼女の体には傷をつけないと約束してください!」その言葉さえあれば萌は手術を受けてくれるはず。大河の言うように、それはウソをつくことになるのかもしれない、でもそのウソで彼女を安心させたい。「心を無視した医療は患者さんの命を危険にさらします」目に涙をためて訴える澪の言葉をうけて、大河は「お前の言う通りにしよう」と承諾する。
「その代わり、自分のことを人殺しと言った意味を、過去のことを全部話せ」。澪は大河が提示したその条件を承諾する。「絶対に傷を残さない」と大河が約束したことで、萌は手術に同意。ロボット支援下によるすい頭十二指腸切除術は無事に成功し、傷痕も気にならないぐらい小さく済んだ。これで映画に出演できる...と涙する萌。「約束通り、すべて話せ」と大河に言われ、澪は過去を打ち明ける。「私は...姉を殺した...。姉は...シムネスだったんです」。その病名に衝撃を受ける大河。一方その頃、澪の部屋は何者かによって荒らされていた。
「姉は、シムネスだったんです」。澪(川栄李奈)は、半年前に命を落とした姉・唯(成海璃子)について大河(高杉真宙)に打ち明ける。なぜ、澪は自分のことを“人殺し”と言ったのか。そしてなぜ、澪はナースエイドになったのか。自らの過去を打ち明けた直後、澪は予期せぬ事件に巻き込まれ、大河の部屋で一夜を明かすことになる。
一方、澪の“お泊まり”を知って気が気でない相馬(矢本悠馬)は、居酒屋で大学時代の友人・内藤雄二(戸塚純貴)とばったり再会。内藤は相馬と同じく口下手でおとなしい性格だったが、相馬の前で急に人が
変わったように大声を出したり、会社の先輩に対して突然暴言を吐いたり、度々おかしな言動を見せる。
念のため星嶺医大で検査を受けた内藤を待ち受けていたのは、衝撃の検査結果だった。物静かな男が突然ひょう変するワケとは一体…。そんな中、突如澪の前に、姉の死に関係する“ある人物”が現れる。
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