どういう心境の変化があったのかと尋ねられた佐原は「いろいろあって」と言葉を濁す。
しかし、「嬉しいお申し出だけど、実は新任の先生にお願いしようと思っていてね」と言われてしまい、佐原は「新任…」と顔を曇らせる。「新しい先生でうちの水泳部出身で…あぁ、佐原先生の後輩だよ」と話が出たところに張本人がやってくる。
佐原が怪訝そうに振り返ると、そこに立っていたのは佐原のトラウマとなった後輩の猫戸だった。猫戸が驚いて「佐原先輩…」と目を見開くと、佐原も驚いて立ち尽くすのだった。
せっかく佐原と土岐の心の距離が近づいて平和が訪れるかと思いきや、猫戸の登場で波乱が巻き起こりそうなようすに胸がざわついた。
◆構成・文=牧島史佳
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